夏がやってくると
あの夏を思い出す。
わずか少しな時間。
君といた時間を思い出す。
葵
成吾
葵
バタンっ…!
成吾
成吾
成吾
────────────────────
葵
葵
成吾
葵
葵
葵
成吾
葵
葵
葵
成吾
成吾
葵
成吾
成吾
成吾
成吾
葵
葵
成吾
葵
葵
成吾
葵
────────────────────
成吾
葵
成吾
葵
成吾
葵
葵
成吾
成吾
葵
葵
成吾
悠太
成吾
悠太
成吾
悠太
成吾
悠太
悠太
成吾
悠太
俺はたびたび先輩に会うと
挨拶するようになっていた。
多分好きだったんだと思う。
丸くて大きな瞳も
黒く輝く綺麗な長い髪も
細くて華奢な腕も
白く透き通るような肌も
全部
成吾
葵
葵
成吾
葵
成吾
成吾
葵
成吾
葵
葵
成吾
葵
成吾
葵
成吾
成吾
葵
葵
成吾
葵
葵
成吾
成吾
葵
葵
葵
成吾
葵
葵
成吾
成吾
葵
成吾
葵
葵
成吾
────────────────────
成吾
葵
葵
葵
成吾
葵
葵
葵
成吾
成吾
葵
───────────────────
葵
成吾
葵
葵
葵
葵
成吾
葵
成吾
葵
成吾
葵
葵
葵
成吾
成吾
葵
葵
成吾
葵
葵
葵
葵
葵
成吾
成吾
成吾
成吾
成吾
成吾
成吾
葵
葵
葵
成吾
成吾
葵
葵
葵
成吾
葵
────────────────────
あの日から葵を見かけなくなった。
入院するっていってたし当然か。
だけど
すごく寂しい。
早く帰ってきてくれ,葵。
檸檬先生
成吾
檸檬先生
成吾
成吾
檸檬先生
檸檬先生
成吾
成吾
檸檬先生
葵から手紙…?
俺は誰もいない自分の教室の中で
手紙を読んだ。
成吾
成吾
成吾へ この手紙を読んでいる時はもう 私はこの世にいないでしょう。
成吾
成吾は最後まで私の大切な人です。 私は小さい頃から心臓が悪くて ずっと入院や病院通いでした。 だから必要以上に人と関わりもしない。 いつか後悔しないために。
でも成吾と出会って少し変わった。 みんな優しいから 私のこと患者の目で優しくしてくれる。 でもそれは嫌だったの。 みんなと一緒に笑えることがしたくて でもそれが叶わないから。
だからこんなにも恐怖感を 味わったのは初めてです。 私は成吾の思い出に刻めたでしょうか。
私は成吾の笑える思い出になりたいです。 いつかあんなときがあったな なんて思える思い出がいいな。 ねぇ成吾。
私成吾のことがね
大好きです。
そしてありがとうよりもありがとう。
それじゃあね。 怖がりで臆病な葵より。
成吾
成吾
成吾
俺の止まっていた時間を
葵が動かしてくれた。
葵と過ごした時間が
止まらないように
俺は涙で見えない目を手で拭って
あの青い空を見上げた。
そこには葵が笑っているように見えた。
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