Timeless Love～なにわ男子BLストーリー～(丈橋編)

2人はまだ話をしていて、

はっすんはまだ、俺が片思いしている相手が誰か知らんはずや。

俺が意を決して名前を言おうとしたところに、

と、つぶやきのようにその名前を言われ・・・

な、なんで、流星の話を！？

思わず、はっすんの肩をガシッと掴む俺・・・

と、叫ぶ大ちゃん。

なぜか急な挙動不審で、笑いだした大ちゃん。

どないしたんや？

でもこの焦る大ちゃんと言い、この間の流星と言い・・・

もしかして2人は・・・？

⤴他人のことだと察しがいいはっすん

と、同時にいい・・・

さらっとその名を言うた！

えっ？なんで？

と、近づく大ちゃん。

けど、意外な答えが返ってきた

と、メチャメチャ嬉しそうやし、目がハートマークや。

⤴⤴心の声、ダダ漏れ。

と、抱きついてくる。いや、それ誤解するから・・・！好きやなんて愛の告白やから 。

いつもは、ここでハグしてくれるはずのはっすんも。今だけは否定してきた。

た、確かに人が見とるな。

⤴いやいやいや忘れるとか（笑）

大橋和也

いや！声大きいから！ってか、反応遅いし

と、2人はお互いを応援し・・ハイタッチまでした。

これは、俺たちがこれまでお互いがやってきたお互いを励ます行為だ。

ハグするのもそうやけど、ここは流星に譲るわ（笑）

そう言って別れる俺たちのやり取りを・・・

丈くんに見られているとは思わずにいて？

バシッ

その女は思いっきり俺の頬を叩いた！

と言い放ち、走り去っていった。

た、確かに大橋たちのことガン見してしまっていたけど・・・・、バカって言葉は関西人には傷つく言葉なんやぞ？

これだから東京の女は！都会の女は嫌いや！

⤴って東京の女なのか？

ぶたれたほっぺを撫でながら、黙って帰ることにした。

大橋目線

その頃、俺はと言うと・・・。

まだ、香水売り場にいて・・・

やっと、出会ったんや！

めちゃめちゃ嬉しくて、涙が出てきそうで、叫びそうやったけど・・・ここは沢山人がおるからやめた。

店員さんにもめちゃめちゃ聞きまくったし、協力までしてもらって、かれこれ2時間以上悩んで見つけた香りや！

【世界でたった一つのの香水】が出来上がったんや。

と思わず呟いてしまっていて、

と深深とお礼をし、かえることにした。

そして、部屋の前に帰ってきた俺は、思わず香水を見つめて・・・

と思わず叫んでいた。

叫んでから気がついた。

そう呟いたら、

そこには丈くんが居て・・・・ 、無意識に彼の名を呟いていたことが恥ずかしくなってきた。

だけと俺はなぜだか壁ドンされている形になっていた。