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女子
好きです！
女子
私も好きです！
俺はこれまで何人かの 女子に告られた
理由は知らねぇけど。
けど
もしかしたら俺は
秋が何も言わないのを 良いことに
俺は浮かれてしまった のだろう。
女子
颯くん！
颯
ん？
女子
付き合って！
颯
ごめん
女子
…じゃ、じゃあ！
女子
お昼、食べよ？
颯
…うん
昼
女子
……ごめんね
颯
は？
ﾁｭｯ
颯
……。
女子
んんっ
颯
はっ。。
女子
っ…。
颯
キス上手いな
秋とは段違いだ
秋とは段違いだ
まさか、この事が 秋に知られてたとは
でも、勘違いなんだ
良い意味で言ったんじゃない
女子
え？///
颯
は？なに喜んでんの？
颯
嘘に決まってんだろ笑
なに勝手に気分上がってんの笑
なに勝手に気分上がってんの笑
女子
…ごめんなさい
颯
はぁ。
颯
俺、教室戻る
女子
……。
教室前
女子
颯。
颯
なに。
女子
ちょっと来て？
颯
…。
講義室
颯
なんだよ
女子
……。
そいつは急に 俺を押し倒して来た
颯
なにしてんの？
女子
……。
女子
好き。
颯
で？
女子
……。
そいつは何も言わず 俺を責めてきた
俺の理性が収まり 切れず
行為へと 発展してしまった
まさか、秋が来るなんて 思いもよらず
颯
あ、秋！
秋
……。
秋
酷い…よ。
颯
ま、待て！
キュッ
女子が俺の服を 握る
颯
離せ
何とか追い払ったのに
まさか
別れて。なんて 言われるとはな
…そりゃそうか。
あれから俺は 秋の気を引こうと 色々考える
そして、女子と飯を食べる時 チラッと秋を見る
そしたらさ
めっちゃ寂しそうな顔すんの。
…まだ俺の事好きなんじゃん。
けど、別れを告げられた以上
何も出来ない
だから、俺は忘れようと 女子と色々やったけど
やっぱり秋が一番 なんだって。
今更気付いた
そして、秋の家を 出て行った次の日
俺は秋を呼ぶ
颯
秋。
秋
……。
颯
放課後、体育館倉庫裏
来て。
来て。
秋
……。
颯
来るか来ないか
自由だから
自由だから
颯
俺、ずっと待ってる
秋
……。
颯
今までごめん。
颯
けど
颯
これで最後だから
颯
俺も、ちゃんとした
形で終わりたい
形で終わりたい
秋
……。
颯
龍樹も呼んでもいい
颯
じゃな。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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