ありがとう。
辛くて苦しい恋だったけど
あなたを好きになったことは
決して後悔していません。
ありがとう、好きだった人──
葉山
三国さん
葉山
最後のお願いがあります
三国
葉山
僕と一緒に、あの場所に来てください
三国
あの場所……?
展望台
葉山
ここは、僕の一番好きな場所です
葉山
あなたと恋人だった時の想い出が詰まっていますから
三国
葉山さん……
葉山
あなたのことを、はっきり思い出せてはいません
葉山
でも、あなたと過ごした日々があった気がするんです
葉山
きっと三国さんと
葉山
一緒にお弁当を食べたり、図書館でテスト勉強したり
葉山
海に行って
葉山
映画を観て
葉山
散歩をして
葉山
短い間でも、確かに幸せな時間を過ごしたんですね
葉山
あの時の僕は、
あなたのことが本当に大切だったみたいです
あなたのことが本当に大切だったみたいです
葉山
ここから見る景色が愛おしくて
葉山
大切な何かを思い出せそうな気がしていたのは
葉山
三国さんとの想い出があったからなんですね
三国
……もう、終わりなんだと思っていました……
三国
あなたと思い出話をする日は、二度と来ないのだと
三国
私が好きになった人は
三国
こんなにも素敵な人……
葉山
葉山
でも、気づいたんです
葉山
僕にあなたが必要でも、
あなたに僕は必要ではないということ
あなたに僕は必要ではないということ
三国
……!
葉山
僕があなたを想い続けることは、
あなたを苦しめる
あなたを苦しめる
葉山
僕があなたとやり直したいと願うことは
あなたは望んでいない
あなたは望んでいない
葉山
だから──
葉山
会うのはこれで最後にします
三国
え、、、
葉山
……ありがとうございました。
葉山
幸せになってください。
三国
葉山
さよなら
三国
待って……
葉山
葉山
なーんていうのは嘘です
葉山
すいません
三国
......え!!?
葉山
僕の望みは、やっぱりそんなことではありません
葉山
なかったんです
最終回へ続く
葉山
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三国
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