一輝
僕には彼女がいる、可愛くって美人で、だからこそ、浮気が心配だ
一輝はイヤホンを取り出した
一輝
お、今日は、お友達とランチに行くるらしい、僕は誘われてないけど、ちょっと、見に行って見ようかな!
一輝はそう言ってにこやかに走り出した
一輝
いたいた
一輝は嬉しそうに携帯を取り出した
一輝
今日も可愛いな、ブランドの服着て、凄いお洒落、お友達よりも彼女が綺麗だ、ん?あの二人の男は誰だ?
一輝は唇を噛んだ、携帯をいじり出した
彼女目線
涼
うわ、また、来たよ
涼はそう言って携帯を弘子にみせた
弘子
うわ、きも、今一緒にいる男誰?僕がいるのに、キモイわ、通報しなよ
涼
でも…
弘子
本当に危ないわよ?
健
そうだよ、涼ちゃん、だから、今日はこいつとずっといればいいじゃない
友樹
俺?
涼
友樹君が良ければ
友樹
いいけど
健
こいつ、チャラいから気をつけてね!
友樹
おい
弘子
じゃ、涼、友樹君、バイバイ
健
じゃあね!
友樹
涼ちゃん
涼
ん?
友樹
とりあえず、警察に行こう?
涼
でも…
友樹
どうして?
涼
一輝は元彼なの
友樹
でも別れてるんでしょ!
涼
うん…
友樹
何か、まだ隠してる
涼
実は妹が…
友樹
人質?
涼
うん…通報したら殺すって
涼は泣き出した
友樹
そんな、酷いじゃないか!
涼
うん…妹を助けたい
一輝目線
一輝
あいつ、涼に馴れ馴れしくしやがって、殺してやる
一輝はそう言って友樹に近づいた
涼
友樹君後ろ
一輝
うわぁぁぁ
友樹
うわあ、辞めろ、警察、警察を呼んで、涼ちゃん
涼
う、うん
一輝
させるか!
一輝はそう言って、涼を羽交い締めにした
涼
きゃー
友樹
涼ちゃんを離せ
一輝
うるせえ
一輝はそう言ってナイフを振り回す
涼
いやぁ、辞めて、辞めて
警察
やめなさい
一輝はそこで取り押さえられた
一輝
くそ、離しやがれ
警察
現行犯逮捕する
一輝
うわぁぁぁ
涼
うっ、うっ
友樹
大丈夫?
涼
ちょっと…頬切ったぐらい
警察
大丈夫かい?君
涼
かすり傷だから、大丈夫です
警察
念の為、救急車呼んだから
涼
ありがとうございます!
そう言って涼は倒れた
涼
…んー
友樹
涼ちゃん起きた?
涼
私
友樹
気を失ったみたい…あ、それと、妹ちゃん無事に保護されたみたい
涼
ありがとう
そう言って涼は微笑んだ
友樹
傷、早く良くなるといいね
涼
うん…
弘子
涼、起きたの?よかった
涼
弘子…
弘子
友樹君、涼とちょっと2人きりにさせて?
友樹
わかった
涼
一時期はどうなるかって思ったよ
弘子
本当に無事でよかった
涼
友樹君にも害がなくよかった
弘子
2人とも無事で良かったわ、妹ちゃんも無事で
涼
本当よかった
弘子
泣かないの
涼
でも、これで、私、友樹君と付き合えるかな?
弘子
え?
涼
ストーカーされていた女の子を守るものの、顔に傷を着いた女の子を男が放置するわけないもの
弘子
涼
涼
一輝のおかげ
弘子
あんたって、怖い女…
涼
うふ、友樹君はずっと前から狙ってたの、ね?友樹君と2人きりにさせて
弘子
う、うん
弘子は苦笑いして出ていった
友樹
俺に話があるの?
涼
うん、助けて貰ってね、私、友樹君好きになっちゃって、付き合って欲しい
友樹
俺でよければ
涼
うふ、ありがとう
涼は下を向き、ニヤリと笑って、小さく
涼
計算通り
っと呟いた







