テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
1,864
ラムネ 低浮上
5
コメント
2件
んあああああああああ!!!😭 終わっちゃったああああああ!!!😭 💛ちゃん、幸せになるんだぞ!!😭😭
キュウレン ノ カスカ - 朽戀の幽 -
cp _ 赤黄 死 ネタ 𓏸 少 グロ系 𓏸
5 _ 大好きな君とお別れ
start
mk_
起きたら知らないベッドの上にいた
mk_
ir
mk_
ご飯を持っているいるまさんが俺を見る
ir
mk_
ir
ir
mk_
ir
mk_
ir
ir
ir
ir
ir
mk_
ir
いるまさんが部屋から出る
不器用な優しさが今の俺の心を少し和らげてくれた
… 外を見るとたしかに雨が降っていた
けど、風に当たりたかった
静まり返った空気の中で、俺の中の空白はどんどん埋まって言った
思い出していくたび、ひとつひとつ確かな形になっていく
声、仕草、距離
すべてが今いるなっちゃんと重なっている
それと同時にひとつの事実が浮かび上がる
思い出すほどなっちゃんの輪郭が僅かに薄れていく
違和感は確信に変わった
これは再開じゃない
終わりに向かうための時間なんだ
忘れたままにしたら、このままずっと一緒に居られるかもしれない
でも、それは違う
それはなっちゃんをなかったことにするのと同じ
記憶を取り戻すことは、別れを受け入れること
それでも
mk_
小さく、でも確かに言葉にする
なっちゃんは少し目を細める
止めることはしない
ただ、静かに受け入れる
その姿を見て気づく
最初からこの人は結末をわかっていたということ
朝の光が、やけに静かに差し込んでいる
全ての記憶が戻る
なっちゃんと言う存在が、過去として、現在として完全に繋がる
それと同時にその存在はゆっくりとほどけ始める
輪郭が曖昧になる
存在が薄れていく
あぁ … 終わるんだ、、
不思議と、取り乱すことはなかった
悲しくない訳じゃない
苦しくない訳じゃない
それでも、これで縋ればこの人はきっと残ってしまう
それは正しくない
なっちゃんが守った未来を自分が壊してしまうことになる
だから受け入れる
mk_
初めて、迷いなく名前を呼ぶ
なっちゃんは少しだけ驚いたかのように振り返る
nt_
微かに笑う
その表情はどこか満足そうだった
mk_
言葉は短い
けど、それで十分だった
なっちゃんの目はわずかに揺れる
nt_
静かな声
nt_
少しづつ、体が透けていく
でも、手を伸ばそうとは思わない
触れられないと知っているからではなく、 触れなくても、もう伝わっていると分かるから
なっちゃんは最後まで変わらなかった
nt_
それは命令でも、願いでもなく、ただ事実のように落ちる言葉
nt_
その言葉が、胸の奥に残る
mk_
短く頷く
それで十分だった
最後になっちゃんは目を細める
nt_
その一言とともに、静かに完全に消える
ln
ドアの隙間からみことを見る
ir
ir
ir
ln
ln
ln
ln
ln
ln
そう言い、ベランダを見る
ir
目を細め、そっと景色を見ていた
ir
ln
なつのこと、ほんとに好きだったんだな
ir
時は流れあの出来事は過去になる
日常は続いていく
それでも完全に消えることは無い
胸の奥に残る鼓動
ふとした瞬間に感じる気配のようなもの
それらはたしかに、そこにある
事故にあった交差点に行く
もう何も残っていないはずなのに、そこに立つだけでわかる
ここで全部始まって、ここで全部終わった
静かに目を閉じる
風が、やわらかく吹いた
その瞬間だけ、隣に誰かいる気がした
振り返ることはしない
もう、確かめる必要も無い
mk_
小さく呟く
返事はない
それでも、胸の奥が少しだけ温かくなる
ゆっくりと前を向く
過去は消えない
でも、それに縛られることもない
抱えたまま、進んでいく
最後に心の中で名前を呼ぶ
なっちゃん
風が、少しだけ強く吹いた
まるでちゃんと届いているととらえられるように
- おまけ - はじまりのその先へ
夕方の空は少しだけ茜色に染まっていた
放課後の帰り道
人通りは少なく、いつもの道がやけに静かに感じる
俺となっちゃんは並んで歩いていた
特別な会話はない
でも、その沈黙は不思議と心地いい
少し前なら、何か話さないとと焦っていた
でも今は違う
言葉がなくても、隣にいることがちゃんと意味を持っている
nt_
ぽつりと声を出す
mk_
俺は少しだけ顔を向ける
なつは前を見たまま、少しだけ考えるように間を空ける
nt_
mk_
nt_
少し照れたような声
それだけでなんとなく意味が伝わる
この時間のこと
何も無い帰り道のこと
隣にいる、この距離のこと
みことは小さく息を吐く
mk_
素直じゃない言い方
それでも、なっちゃんは少しだけ笑う
nt_
同じ言葉をくり返して、どこか嬉しそうにする
少しだけ距離が縮まった
肩が触れそうで、触れない
意識しているのか、していないのか、 自分でも分からないくらい自然な動きだった
風が吹く
やわらかくて、少しだけ暖かい風
その中で、なっちゃんがふと立ち止まる
俺も釣られて足が止まった
mk_
振り返るとなっちゃんは少しだけ困ったような顔をしていた
nt_
珍しく言葉に詰まる
普段ならもっと軽く言うのに、今はなぜか慎重だった
nt_
一歩、距離を詰める
nt_
その言葉に少しだけ胸がざわつく
なっちゃんは一瞬目を逸らしてそれから真っ直ぐ俺を見つめる
nt_
mk_
ストレ - トすぎる言葉
でも、それがなつらしい
みことは一瞬だけ目を見開く
言われ慣れていない言葉
でも、不思議と嫌じゃない
むしろ_
心臓が、少しだけ速くなる
mk_
少しだけ目線をそらす
なっちゃんは少しだけ笑った
nt_
mk_
言葉が詰まる
否定したいのに、できない。
少しだけ考えて、小さく息を吐く
mk_
なっちゃんの表情がほんの少しやわらかくなる
nt_
それだけで十分だった
また歩き出す
さっきよりも、ほんの少しだけ距離が近い
今度は、肩が軽く触れる
でも、お互いに何も言わない
離そうともしない
それが自然だった
しばらく歩いたあと、俺はぽつりと呟いた
mk_
nt_
mk_
なっちゃんが少しだけ足を止める
nt_
わかってるくせにあえて聞く
俺は少しだけ照れたように笑う
mk_
一瞬だけ、風の音が止まったような気がした
なっちゃんは何も言わない
ただ、ほんの少しだけ目を細める
それが、何よりの答えだった
また歩き出す
夕焼けは、もう少しで夜に変わる
それでも、この時間はまだ終わらない
これから、もっと増えていくんだろうな
何気ない日々
くだらない会話
小さな約束
未来の話なんて、ちゃんとした形では考えられない
でも、なんとなく思う
明日も、その先も
こうやって一緒に居られるんだろうな
その当たり前がどれだけ奇跡みたいなものだったかをこの時はまだ知らない
夕焼けの空の中、2人の影が並ぶ
少しだけ重なって、また離れる
それでも、ちゃんと隣にある
nt_
mk_
それで十分だった
… 𝗍𝗁𝖾 𝖾𝗇𝖽