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ギュィィィィィィン！！
じいちゃん
明日夢
じいちゃん
じいちゃん
明日夢
じいちゃん
明日夢
明日夢
じいちゃん
じいちゃん
じいちゃん
じいちゃん
明日夢
父ちゃんを責めるような言い方をしてしまった
何も話してくれない父ちゃんに苛立って
ついあんなことを言ってしまった
明日夢
丈太郎
明日夢
気まずい……
どんな顔をして帰ればいいのか……
母ちゃんの話を聞けたのはよかった
話を聞いて心の底から安心できた
これから母ちゃんは幸せな時を過ごす
父ちゃんと二人でトラウマだって乗り越えて
そしていつか結婚して
俺が生まれる
でも母ちゃんは……
明日夢
じいちゃん
じいちゃん
じいちゃん
明日夢
明日夢
明日夢
正直、帰るのは気が引ける
父ちゃんはいつも直ぐに否定してくれるけど
でもどうしても
俺は自分で自分を責めてしまう
だって母ちゃんは……
明日夢
丈太郎
怒られるのを覚悟していたけど
父ちゃんは俺の頭を優しく撫でて
丈太郎
明日夢
明日夢
丈太郎
明日夢
明日夢
丈太郎
明日夢
母ちゃんと話していて思ったことがある
父ちゃんは昔から自分の話をするのが苦手なのか
母ちゃんの質問にもたまに答えないことがあるらしい
母ちゃんは無理に話さなくてもいいと思って
それ以上の追求をしなかったみたいだけど
父ちゃんはきっと不器用なんだ
自分のことを話すのが苦手で
もしかしたら実家のことも
話さないんじゃなくて話せないのかもしれない
明日夢
明日夢
でも筆箱を探しに行った時みたいに
数時間前に戻って宿題をしようとは思わなかった
もう短い時間の移動はしない
俺がタイムマシーンを使うのは
きっとこれからも母ちゃんに会いに行く時だけ
でも今日、使ってしまったから
明日夢
ルールを破った罰として自分で考えた
これからきちんとルールを守るために
それくらいはしなければと思った
丈太郎
明日夢
丈太郎
明日夢
明日夢
丈太郎
明日夢
明日からまた日常に戻る
再来週まで過去に飛ぶことはできないけど
俺はこれからも
母ちゃんの幸せを願い続ける
明日夢
明日夢
丈太郎
明日夢
明日夢
母ちゃんが大好きだから
丈太郎
明日夢
明日夢
母ちゃんの未来を
母ちゃんの幸せを
願い続けていきたい
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