結衣(ゆい)
結衣(ゆい)
母さん
母さん
母さん
母さん
結衣(ゆい)
母さん
母さん
母さん
結衣(ゆい)
母さん
結衣(ゆい)
母さん
結衣(ゆい)
結衣(ゆい)
結衣(ゆい)
私の家庭は
普通の家族に比べたら
後継ぎ問題がある
後継ぎなら大抵男だ
でも産まれたのは私
女だ
決して女がダメな訳でわない
でも母気に食わなかった
だから母はいつも
私にキツく当たってきた
全て完璧にしないと怒る
私はそんな母が
大嫌いだ
愛情なんてものは無い
ただの自分の欲だ
でも、
私は期待に応えないと
て思って
必死に努力した
全部満点の時も増えた
料理も洗濯も裁縫も
小さな事まで全てやった
それでも
母は私の性別に文句を言う
私が中学1年の頃だ
弟が出来た
それから母はより私に興味を
無くした
少し何か嫌だった
捨てられた様で嫌だったんじゃない
認められなくて悔しかった
そんなある日
出来事が起きた
高校2年
4月
結衣(ゆい)
こうき
結衣(ゆい)
結衣(ゆい)
結衣(ゆい)
こうき
結衣(ゆい)
こうき
結衣(ゆい)
結衣(ゆい)
こうき
結衣(ゆい)
結衣(ゆい)
結衣(ゆい)
結衣(ゆい)
ガラガラ
母さん
結衣(ゆい)
ドン
結衣(ゆい)
母さん
こうき
こうき
こうき
こうき
母さん
こうき
母さん
こうき
ガラガラ
結衣(ゆい)
母さん
母さん
結衣(ゆい)
結衣(ゆい)
結衣(ゆい)
母さん
母さん
母さん
結衣(ゆい)
母さん
母さん
母さん
母さん
結衣(ゆい)
母さん
結衣(ゆい)
涙すら出なかった
逆に
楽になった気もした
でも
どこか
寂しいと思った
結局親の愛は無かった、
話すら出来なかった
もう何もかも
私は
無価値なようだ
私には何も無い
したい事も
もう出来ないのかもしれない
次回 お友達
いいね
500
コメント
7件