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結衣(ゆい)

お母様

結衣(ゆい)

あの今月のテストの結果です

母さん

ッッ

母さん

何で全部満点じゃないのよ!

母さん

何で!!理科99.社会100国語100英語100数学100技術49家庭50美術100音楽100

母さん

9教科何てもので苦戦してどうするのよ!

結衣(ゆい)

ご、ごめんなさい

母さん

あんたは

母さん

顔もスタイルも悪いだから勉強や運動ぐらい出来るようになりなさいよ

母さん

"失敗作"

結衣(ゆい)

ごめんなさいごめんなさい

母さん

本当は男の子が良かったのに((ボソッ…

結衣(ゆい)

え、

母さん

何よ

結衣(ゆい)

何でもありません

結衣(ゆい)

お母さんは、

結衣(ゆい)

私が男だったらもっと喜んで貰えたのかな、

私の家庭は

普通の家族に比べたら

後継ぎ問題がある

後継ぎなら大抵男だ

でも産まれたのは私

女だ

決して女がダメな訳でわない

でも母気に食わなかった

だから母はいつも

私にキツく当たってきた

全て完璧にしないと怒る

私はそんな母が

大嫌いだ

愛情なんてものは無い

ただの自分の欲だ

でも、

私は期待に応えないと

て思って

必死に努力した

全部満点の時も増えた

料理も洗濯も裁縫も

小さな事まで全てやった

それでも

母は私の性別に文句を言う

私が中学1年の頃だ

弟が出来た

それから母はより私に興味を

無くした

少し何か嫌だった

捨てられた様で嫌だったんじゃない

認められなくて悔しかった

そんなある日

出来事が起きた

高校2年

4月

結衣(ゆい)

こうきココはこうやってやるんだよ

こうき

うん!

結衣(ゆい)

(5歳なのにもう小4の問題やてるんだよね、)

結衣(ゆい)

(私もそうだったな)

結衣(ゆい)

(でも覚えるのはこうきの方が全然上か、)

こうき

ねぇーお姉ちゃん休憩したいー

結衣(ゆい)

じゃあ少しだけお昼寝しよか

こうき

やったー!

結衣(ゆい)

(こうきには私みたいな人生は送って欲しくないから)

結衣(ゆい)

(私に出来る優しさを与える)

こうき

スースー

結衣(ゆい)

可愛いなぁ

結衣(ゆい)

(*´֊`*)

結衣(ゆい)

(あ、襟にゴミついてる)

結衣(ゆい)

スッ…

ガラガラ

母さん

結衣!なにやってるの!

結衣(ゆい)

ビクッ

ドン

結衣(ゆい)

ッッ

母さん

ガバッ

こうき

んっ

こうき

どーしたの?

こうき

お母さん

こうき

お姉ちゃん

母さん

その女に近づくな!

こうき

え?何で?

母さん

こうきあちらに行ってて

こうき

はーい

ガラガラ

結衣(ゆい)

お母様?

母さん

貴方

母さん

後継ぎが出来なくなったからて弟を閉め殺そうとしたでしょ

結衣(ゆい)

え、?

結衣(ゆい)

待って下さい

結衣(ゆい)

私そんな、

母さん

お黙り

母さん

貴方に価値がないと思ってたけど

母さん

思ってた以上に最悪ね

結衣(ゆい)

え、

母さん

貴方にはでていってもらいます

母さん

家はこちらで準備するわ

母さん

お金は多く渡すわ

母さん

その代わり二度とこの家を跨がないで

結衣(ゆい)

はい、

母さん

早く部屋に行って準備しなさい

結衣(ゆい)

涙すら出なかった

逆に

楽になった気もした

でも

どこか

寂しいと思った

結局親の愛は無かった、

話すら出来なかった

もう何もかも

私は

無価値なようだ

私には何も無い

したい事も

もう出来ないのかもしれない

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マスク外すの嫌な女の子

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