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桃
桃
桃
モブ(使い回し
桃
モブ(使い回し
桃
桃
俺は青があのクソじじぃと あっていたことを知り すぐにその周辺で聞き込みを始めた
少しでも早く青を見つけないとッ
アイツは何故か昔から 青には特別当たりが強かった
桃
青
お父さんが最近イライラしている
多分前言ってた警察が 嗅ぎ回ってるせい
なんでわかったんだろう…
桃くんが探してくれてるのか、な?
でも僕の精神は限界を迎えていた
誰だってこんな状況なら壊れるでしょ
真っ暗な部屋で 今が何時なのか朝なのかも分からない
何も無い部屋で いつも隅でうずくまっているだけ
ここは地下とかじゃないけど 窓は新聞紙とガムテープで固定されて 光は廊下のほうにある小窓からだけ
青
声も上手く出せなくなった
僕の世界には音が少い
あったとしても お父さんが近づいてくるのを知らせる 廊下の軋む音と扉の開く音
あとら殴られてる時の 僕が倒れる音
もう涙も出ない
青
桃、くん
桃くん、
もしかしたらなんて思わない
だって妄想は現実とのギャップが もっと辛くなるだけだから
ギシギシ
あぁ、また来た
ガチャ
青
クソじじぃ
クソじじぃ
クソじじぃ
クソじじぃ
青
クソじじぃ
クソじじぃ
クソじじぃ
青
クソじじぃ
クソじじぃ
青
クソじじぃ
クソじじぃ
青
ガチャン
タバコ…?
タバコはやばい
今のアイツの感じじゃぁ タバコを肌に 押し付けてくるかもしれない
殴られるのも痛いけど ヤケドはもっと痛い
特にその後を殴られるのは 何回気を失いかけたか、
青
もう僕の体には傷が沢山あった でもそれ以上に
青
青
青
心の傷が重症だった
吐いて何も出てこない
食欲がなくて食べれなくなった
水だけは必ず飲んでるけど 食べ物はもう食べてない
胃酸だけが僕の口からでてきた
桃
昨日は収穫がなかった
というかここずっと
桃
少しずつ範囲を 広げて聞き込みをしている
桃
桃
桃
モブ(使い回し
桃
桃
桃
朝から昼まで声をかけまくったが また収穫なし
その時俺に1本の電話がかかってきた
桃
桃
桃
警察でも 赤でもない
間違い電話、か?
一応ッ、
桃
……
……
桃
桃
……ぁ……
……あぁ、……
桃
何が聞こえけど 聴き取れない
間違い電話、か?
青
桃
桃
桃
少ししか聞き取れなかったが 確かに今の声は青の声だ
桃
桃
桃
桃
桃
青
沢山聞くが青は何も言わない
桃
桃
桃
通話
00:32
桃
桃
桃
俺は何回もかけ直したが どれも繋がらなかった
すぐに警察に連絡しなきゃっ
青
静かになった
あの人、外に行ったのかな
青
あれ、?
いつもはきっちり閉まっているドアが 少しだけ空いていた
青
青
立とうとするもふらついて歩けない
赤ちゃんのようなはハイハイで扉まで行く
青
扉の前まで行くが
外に出れないッ
今までだって扉には 鍵は付いていなかった
怖くて動けなくなる
やっぱり、出れないっ
青
その隙間から廊下に落ちている 四角いものを見つけた
スマ…ホ、?
多分お父さんの、 ゴミの中に埋まっている
あの人はお金の方が大切そうだし 無くなってることに気づかないのか
青
体は出れないが 手だけを隙間から伸ばす
画面を押すとロックはかかっておらず
電話番号表が表示された
そこの1番下に
「桃」という字を見つけた
桃くんは消したって言ってたけど こっちには残ってたんだ、
無意識には僕は 「桃」くんを押していた
桃
青
青
桃くんの声
大好きな桃くんの声
青
でも僕は声がでない
力を振り絞って、
青
桃
桃
あぁ、夢みたいだ
また桃くんの声が聞けるなんて
いや、夢なのかな、?
だって、こんな生活の中で 桃くんの声が聞ける、かな?
幻聴、かな?
なんて思って、でも聞きたくて
僕はずっと黙って聞いていた
プツン
青
でもスマホの充電が落ちてしまった
いや、 もしかしたら元から切れてたのかも
だってこんな奇跡みたいなこと
僕に起きるわけがないッ