TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

優しい夢

一覧ページ

「優しい夢」のメインビジュアル

優しい夢

13 - 青ちゃんのためにここにいるの

♥

120

2022年11月27日

シェアするシェアする
報告する

……チラッ

クソッ……

どうもこんにちは 桃くんと青ちゃんの幼なじみの 赤です

今日は部活が休みなのでこうして 桃くん家に来ているのですが

俺が来てからずーーーーーーっと!

桃くんは落ち着きがなく 同じ場所を行き来しています

それを目で追うだけの俺 めっちゃ気まずい

桃、くん?

ピタ………なに

あっ話は出来そう

少しは落ち着いたら、?

今は待つしかないんでしょ

ッそうだけど!!!

早く連絡来ねぇのかよっ!!

状況を説明すると

先日桃くんのスマホに青ちゃんから 電話が入った

でも青ちゃんから場所について 聞くことは出来ず とりあえず警察にその話をして 着信履歴から青ちゃんの居場所を 調べてもらっている

電話をしているときじゃないから その電話の機種とかから スマホを特定して 場所を探しているため 時間がかかっている

早くしねぇとッ、、

スタスタ、

ちょっと、どこ行くの?

俺、探してくる

はぁあ?連絡待った方がいいでしょ

でも!!今この瞬間も青が無事っていう保証はねぇんだぞ!?

聞き込みしてくr

バチン(  '-' )ノ)`-' )

ッッたぁ!!

なにすんだy

うるさい!!

ビクッ

青ちゃんが心配なのは俺も同じなの!!

だからこうして連絡があったらすぐ向かえるようにここに来てんの!!

わかんないかなぁ?!

桃さぁ!少し落ち着けよ!!

探しにいくぅ?

バカかお前は!!

その間に連絡来たら??

場所が遠かったら??

青ちゃんには1番最初に逢いに行くべきなのは桃だろ!!

今!!俺たちは!!

ここで!座って!!

この電話がなるのを待つの!!

そういって勢いよくスマホをさす

わかった!?

はっ、、はい

ならよろしい

ハァハァ、

……ごめん

は?

俺、焦りすぎて考えれなくなってた

…ありがと

赤が居てよかったわ

え??なに、??

桃がありがとうとか??

おい、本当に感謝してるんだぞ?

はぁ?いらないよ、そんなの

俺は青ちゃんのためにここにいんの

……だな、

え?いや気まず

プルルル

ッ!!

もしもし!

画面を見るよりも先に 電話にでる

相手はもちろん

警察の方

はい、

はい、

えっ、!それは本当ですか!

えっ??なになに??

俺の声しか聞こえない赤は 不安そうにこちらを見てくる

はい、すぐ向かいます

失礼します

なんて!?

電話が終わってすぐに 赤からの問い詰めがきた

場所がわかった

すぐ向かうぞ!

ッ!!!

うんポロポロ

俺達は警察の方が運転してくれる 車に乗って言われた場所に向かう

後部座席で俺も赤も 黙り込んだまま

ッポロポロ

横を見ると赤は 涙を堪えながら手を合わせて ずっと祈っているように見える

…、

青に会える

やっと助けてあげられる

青に手術の話をする時 諦めるなんて言わなければよかった

借金をしてでも受ける と 言えばよかった

青を1人残すなんて選択肢 選ばなければよかった

頭の中は後悔でいっぱいだ

でも、それよりも、

あったら、 思いっきり抱きつこう、

青が苦しいっていっても 離してやらねぇ

馬鹿って、 アホって言ってやろう

きっとじゃん泣きだろうから 頭を撫でてやろう

青に会ったら 何をしようと考えも 同じくらい浮かんだ

この作品はいかがでしたか?

120

コメント

1

ユーザー

初コメ失礼します❕ 毎回楽しみに見させてもらってます❕ 続き待ってます❕💓

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚