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AM11:07
今日は、久々の連休。 残業続きで疲れきっていた俺、蘇芳 (すおう 21才 リーマン 男性) まだ布団の中にいた。
蘇芳
しかし!! ネット注文した『♬︎ 価格以上~ユトリ♪ 』で、お馴染みのMOFUシリーズの、毛布の素晴らしさよ!!
('ω')三( ε: )三(.ω.)三( :3 )三('ω')
...。 大の男が何してんだって? いや、マジでこの柔らかさ、暖かさは人をダメにするんだって!!
蘇芳
もふもふの魔力を備えた毛布の呪縛を解いた俺はコンビニに行く事にした。
自転車で、5分足らずのコンビニへ到着。
駐輪場に止め、自転車から降りたはずみで、ケツポケットに入れていた携帯が、スルッと。
蘇芳
‼️
伸ばした手は虚しく空を切り、携帯は見事アスファルトへ、ダイブ。
蘇芳
蜘蛛の巣のように、画面がヒビ割れてしまった携帯。
最近、ハマってるゲームアプリもこれじゃ出来ない。
蘇芳
ITonesギフトカード購入どころか、食欲さえも無くした俺は、携帯ショップに行く為、コンビニに寄らず帰宅する事にした。
運が悪いんだか、良いんだか。
携帯のローンも終わっているし、修理よりも新機種に機種変した方が? と、ショップ店員さんに勧められた。 多分20~25才あたりかな? 笑顔がとにかく眩しい。
ついでに、新アシスタント機能になったという、最新の新型携帯を購入する事にした。
べ、別に店員さんが可愛いかったからじゃねーし!! ただただ、押しきられて新型購入したわけじゃねーし!!
蘇芳
蘇芳
蘇芳
ショップを出た俺は、家路を急いだ。
蘇芳
一人暮らしあるあるだが、帰宅するとつい言ってしまうよね。
うがい手洗いをすませ、TVをみながら買って来た携帯を箱から取り出した。
蘇芳
電源を入れ、Helloの文字。
蘇芳
保護フィルムのおかげで、何とか画面操作は出来き、様々なアプリの移動も新しい携帯へなんなく移行できた。
蘇芳
蘇芳
蘇芳
蘇芳
蘇芳
蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
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蘇芳
蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
物珍しさと、一人暮らしの寂しさもあり、俺はcyanと会話しまくっていた。
蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
蘇芳
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蘇芳
またね、を合図にcyanは終了モードになった。
蘇芳
蘇芳
蘇芳
蘇芳
蘇芳
すっかり日も落ち、店舗の至る所に、ネオンが灯っている。
自粛ムードではあるが、ぼちぼち人々の往来もある。
蘇芳
蘇芳
蘇芳
結局。 朝昼晩食べても飽きない大好きな唐揚げ弁当大盛り、カップ麺、軟骨揚げを購入した。
蘇芳
蘇芳
弁当屋を後にし、俺は昼間寄ったコンビニに向かう事にした。
蘇芳
蘇芳
蘇芳
つい、揚げたての香ばしい、醤油の香りにつられ、軟骨を頬張りながら自転車をこぐ。
信号を渡り、数10メートル先にコンビニがみえた
その時
cyan
通話
00:00
蘇芳
蘇芳
蘇芳
軽く頭真っ白になりつつも、道路の脇に自転車を止め サドルに取り付けてあるホルダーに収められている、携帯通話ボタンを押した。
蘇芳
通話
00:10
蘇芳
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蘇芳
蘇芳
cyan
蘇芳
cyanに話をピシャッと遮られ、俺はとりまcyanの話を聞く事にした。
cyanは話し出す。
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蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
蘇芳
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蘇芳
このコンビニの前にある信号は手押し式の信号なのだが、
見通しも悪くないのに、何故か事故が多い。 警察がコンビニの駐車場内で、被害者、加害者から話を聞いてるのを何度も見かけた事もある。
歩行者と自動車、自転車と自動車 自動車同士などかなり頻繁だったりする。
蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
蘇芳
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蘇芳
蘇芳
蘇芳
蘇芳
蘇芳
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蘇芳
蘇芳
蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
蘇芳
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俺はカメラモードにし、花に向けてシャッターボタンを押した。
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蘇芳
cyan
cyan
蘇芳
あれから、cyanにダメだしされつつ 何十枚もの写真を撮らされた俺は、 買って来たお弁当達を無理やり 口の中へ飲料水と共に胃へ流し込み
ベットへ倒れ込んだ。
蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
蘇芳
画像データー ですと⁉️
蘇芳
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蘇芳
蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
気が重いながらも俺は、画像アプリを開き、ご丁寧にもcyanが勝手に作成した 「お気に入り集♡」を深呼吸してから 開いた。
蘇芳
蘇芳
蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
蘇芳
俺は、小学校からの腐れ縁な幼馴染 菖蒲(男)に、マジ物の心霊写真を貼り アプリで、連絡を入れてみた。 こんなのを送った罪悪感で、直に話す気にならなかったから...。
蘇芳
蘇芳
菖蒲
菖蒲
コイツが、菖蒲。 あやめ、なんて女子みたいな名前だけど、俺よりデカいしガタイもいい。 顔も男前な上に、声もイケボだし、 ちゃらちゃらしてなくて、落ちついていて、本当に同い年か?思う時がある。
いいか?男は、顔でも身長でもねー!! 中身だー!! ........。 菖蒲は、中身も男前だったわ、くそ。
蘇芳
菖蒲
菖蒲
蘇芳
いや。 確かに俺の画面には、 あの写真が、菖蒲へ送信済みになってる
だが、菖蒲の携帯には、画像が届いてない? どーゆー事だ??
蘇芳
蘇芳
菖蒲
蘇芳
菖蒲
菖蒲
蘇芳
蘇芳
菖蒲
菖蒲
蘇芳
蘇芳
俺は、どうも女性と話そう思うと緊張してしまう性格なようで... どうせコミ障ですよ!!
これ以上続けると、菖蒲の無駄に長いオッサン地味た説教が始まるから、俺は早々に話を切り上げた。
適齢期過ぎた子供を心配する 俺のオヤジか? 親戚のおっちゃんか?
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
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蘇芳
蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
俺はドッと疲れが出て、その後も何かcyanが話かけてたと思うが、もふもふの毛布のお陰で いつの間にか、深い眠りに落ちていた。
PM13:15
昨日は、色々が... 本当色々とあり過ぎて、気がつけば 時刻は12時を余裕で過ぎていた。
蘇芳
キッチンでお湯を沸かしてる間、俺は昨日の出来事を整理していた。
①コンビニで携帯を壊す ②新しい携帯アシスタントが、饒舌 ③何か知らんが、霊感が覚醒
蘇芳
まとめてみたものの、あまりに現実離れ過ぎて笑いがこみあげてきた。 いや、誰でもなるっしょ?
cyan
蘇芳
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蘇芳
蘇芳
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蘇芳
蘇芳
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蘇芳
蘇芳
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蘇芳
蘇芳
蘇芳
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cyan
蘇芳
cyan
蘇芳
俺は諦めて、塩の入った調味料のケースをサコッシュに入れ 酒と線香を買いに、又、あのコンビニに向かう事にした。
蘇芳
cyan
蘇芳
蘇芳
cyanと通話しなが、戸口に置いてある、アルコール消毒をしてから 商品を、探す事にした ちなみに、外でcyan機能で話すのは痛すぎるからな。
飲みきりサイズの日本酒の小さいグラスのやつ、2束にまとめられた線香、 喫煙しないから、ライターも購入し、店内を出た。
蘇芳
cyan
蘇芳
蘇芳
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蘇芳
蘇芳
蘇芳
蘇芳
cyan
cyan
cyan
蘇芳
俺は、ため息まじりに呟きながら、重い足をなんとか動かし、自転車を漕ぎ 交差点を渡ろうとした。
その時‼️
キキーーーーッ‼️
蘇芳
確かに俺は青になったから、交差点を渡ろうとした!!
でも、危うく左から来た自動車に轢かれそうになった!!
蘇芳
急ブレーキをかけた反動で転び、アスファルトに体を打ち付ける。 受身をした時に、掌を多少擦りむいたらしい。
自動車の男性
自動車の男性
蘇芳
蘇芳
俺は自転車を引きずりながら、何度も頭を下げつつ交差点を渡りきった。
運転手の男性は、俺を睨みつけながら凄いスピードで走り去って行った。
cyan
cyan
遠慮がちに、cyanが話しかけてきた。
蘇芳
蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
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cyan
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蘇芳
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蘇芳
cyan
蘇芳
しょぼくれてるのか、cyanにあれから話かけても、反応がない。
いや、アシスタントAIに気を使うとか よくよく考えるとおかしな話なんだが なんか、感覚が麻痺してるな、俺。
マンションにつき、エレベーターに乗りこみ、居住階の5Fを押した。 カウントされて行く数字を見上げる。
誰ともすれ違わないまま、5Fに到着。 鍵を探しながら、エレベーターを降りると、俺の部屋の前に
菖蒲が待っていた。
菖蒲
蘇芳
菖蒲
菖蒲
俺は連絡してない。
cyanが、俺に成りすまし菖蒲にアプリで呼んだか。 反応なかったのは、裏でこれをしてたからか?心配して損したわ。 でも、何故菖蒲を?
蘇芳
蘇芳
蘇芳
菖蒲
蘇芳
蘇芳
俺は、気分を落ちつかせたくて、珈琲豆をミルでひき、サイフォンで入れる事にした。
珈琲をいれるのは苦じゃない。 むしろ、喜んでって感じだ。 デイキャンプするのは、あの1杯を飲む為と言っても、過言じゃないし。
豆をゴリッゴリッと、引いてる時もいい香りだが、この部屋中に広がる香ばしくも、少しほろ苦い香りが大好きだ。
蘇芳
菖蒲
湯気が立ちのぼるマグカップを、菖蒲に渡し、俺もソファに深々と座った。
しばし、ふうーふうーと冷ます息 熱い液体を溜飲する音 ほうっ ため息だけが漏れる
菖蒲
口を切ったのは、菖蒲からだった。
蘇芳
蘇芳
菖蒲
蘇芳
菖蒲
蘇芳
蘇芳
cyan
蘇芳
菖蒲
cyanが、テーマソングと共に 語りだした!! しかも、Yoo!Tubeから音源引っ張ってきてるし。
てか、その変なメカを説明するよーな テンプレは、何んなわけ?
cyan
cyan
cyan
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蘇芳
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蘇芳
菖蒲
蘇芳
菖蒲
cyan
蘇芳
菖蒲
蘇芳
蘇芳
俺は、携帯を落としてしまった時から 今まであった事を全て、菖蒲に話した。
菖蒲
蘇芳
蘇芳
菖蒲
菖蒲
蘇芳
菖蒲
菖蒲
菖蒲
蘇芳
菖蒲
菖蒲
菖蒲
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菖蒲
菖蒲
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蘇芳
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蘇芳
cyan
cyan
蘇芳
いとも、簡単に受け入れた菖蒲と 器が違うとか、思うなよ?
さっき購入した、なんちゃって除霊グッズと、念の為お守りを持って 俺、菖蒲、cyanは、すっかり暗くなった夜道を、コンビニのある交差点へ歩き出した。
菖蒲
蘇芳
蘇芳
菖蒲
蘇芳
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蘇芳
菖蒲
菖蒲
菖蒲
蘇芳
⁉️
蘇芳
蘇芳
昼間は何も感じ無かった交差点が、重苦しくて、モヤが、かかっているみたいだ。 気のせいか、蜃気楼みたいに辺りが揺れてる?
いくら、深夜とはいえ人も、車1台通らず、虫の声さえしない。
蘇芳
キーンと耳鳴りと共に、耳の奥がチリチリと痛み、寒気がしてきた。 何か遠くで呻き声もする。
cyan
菖蒲
菖蒲は、何の迷いもなくパカッと日本酒のカップの蓋をあけ、お花が添えてある辺りに、一気に撒く!!
???
蘇芳
喉の奥に何かつまってるのか、くぐもった でも、腹の底に響くような悲鳴が響き渡る!!
cyan
俺はパクパクと 声にならない声をあげる
cyan
俺は、サコッシュから塩のケースを取りだし、中身を振りかけた!!
菖蒲
菖蒲
蘇芳
cyan
菖蒲
cyanは、溜息をついた。 間違いはあるよね?人だもの。 菖蒲は何事も無かったかのように、コンビニに行ったが、すぐ戻ってきた。
菖蒲
菖蒲
菖蒲
???
菖蒲の声をかき消すかのように、呻き声は続く。 さっきよりも、姿がはっきり視えてきた。
性別は何とも言え無いが、目がある部分は暗く窪み、体中干からびていて、ミイラを思わせる。
口は有り得ない程、大きく広げ伸びに伸びた爪で、体中を掻きむしっている。 日本酒が、かかった部分か?
なんか、腐ったような匂いもして来た。 気持ち悪くなり、俺はうずくまりそうになる。
cyan
cyan
蘇芳
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俺は寒気に耐えながら、カメラアプリを震える指で押し、何とか構えた。
???
地縛霊らしきものが、威嚇しながら じわりとじわりと、にじり寄る。 こ、怖ぇ...よ。 マジで、怖わいて。
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蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
何かを察した奴が、俺に飛びかかってきた‼️‼️
???
蘇芳
俺は悲鳴しか上げれず、体が動かない!
菖蒲
菖蒲が俺にタックルをかまし、2人で道路に転がる!! 小、中、高と空手と柔道していたから、俺ごと庇いながら、菖蒲は受け身をした。
蘇芳
菖蒲
蘇芳
菖蒲
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蘇芳
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蘇芳
菖蒲
蘇芳
???
奴は、俺が立っていた場所辺りのアスファルトに向けて、口からごふっごふっと ドス黒い液体を巻き散らかしつつ 鋭利な爪で引っ掻きまくっている。
蘇芳
あまりの気持ち悪さに、軽くリバースしてしまった。
俺に気がついた奴は、耳まで裂けそうな大きく、伸びる口がニヤ~っと笑い 目のない空洞の置くに、何かが光ったような気がした。
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蘇芳
菖蒲
蘇芳
???
奴が唸り声と共に掴みかかってくる‼️
蘇芳
俺は✩⃝を画面に、描き奴の爪が頬に、首に、胸に突き立てられる瞬間
カシャ‼️‼️‼️
???
辺り一面、有り得ない程のフラッシュに
蘇芳
菖蒲
俺と菖蒲は目を瞑る‼️
???
???
???
???
???
???
???
???
ぎゃあははははははははははははははははははははははははははははははははは
奴の笑い声が、大きくなるにつれ 輪郭がボヤけていく。
ぎゃあははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
奴の姿が霧状になると同時に、最大音量の笑い声に、俺は気を失った。
カーテンの隙間から、暖かい太陽の光が差し込み 鳥のさえずりや、ヤカンのピーッという甲高い音がどこからか、聞こえる。 いや、今どきヤカンかよ?
蘇芳
どうやら俺は気を失っていたらしい。
目が覚めると俺のベットの中にいた。 椅子に持たれ、菖蒲は爆睡している。
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蘇芳
蘇芳
蘇芳
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蘇芳
菖蒲
菖蒲
菖蒲
蘇芳
菖蒲
菖蒲
菖蒲
蘇芳
菖蒲
蘇芳
菖蒲
蘇芳
菖蒲
蘇芳
菖蒲
菖蒲
蘇芳
cyan
cyan
蘇芳
本気で画面砕いたろか?思いつつも 菖蒲には迷惑かけたし、朝食を奢る為、近くのファミレスに来た。
菖蒲
こうやってみると、ここ数日の事が嘘みたいだ。 そして、何があっても腹はすくと。 健康体だし、心も図太い、俺笑
蘇芳
菖蒲
蘇芳
ファミレスの店員さんも、若干引きつつもオーダーを取り、厨房に消えた。
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蘇芳
菖蒲
菖蒲は、スタスタとドリンクバーコーナーへ。
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
蘇芳
蘇芳
蘇芳
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蘇芳
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蘇芳
cyan
蘇芳
cyan
菖蒲
蘇芳
菖蒲が持って来てくれた、熱い珈琲を口につけながら
又、あるであろう不可思議な現象を 覚悟した。 明日か、1ヶ月後先かわからないけど。
俺には
俺には、cyanという名の 規格外アシスタント携帯機能と
身長、顔、性格何を取っても勝てないけど、俺が絶対的信頼をおく 菖蒲という名の
相棒がいるから。
蘇芳
蘇芳
相棒の名は? END