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通り雨の隠れんぼ

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通り雨の隠れんぼ

1 - 通り雨の隠れんぼ

♥

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2019年08月20日

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外は雨が降っていた。 最初は晴れていたのに、通り雨かな

かさ持ってきてないのに.....

(私はムスッとした)

キィィィィィン

うるさっ!

(思わず耳を塞ぐ)

司会者

あー、聞こえますかな?

司会者

これからそこの2人に隠れんぼをしてもらいます!

(2人?)

(私は後ろに目をやる)

うわっ!鬼くん居たんだ

んー、あ、居たけど

で、何するって?

司会者

隠れんぼでございます

司会者

ちょうど雨が降っていることですし
傘を忘れた2人にとっても都合が良いでしょう?

んー、知らんけど寝るわ

司会者

おやすみなさい

寝ちゃうの!?

司会者

ということで、隠れんぼのルールは普段と変わりません

司会者

一つここから脱出するためには雨を止めること でございます

雨を止めること?

司会者

左様で

[雨を止めるにしても どうやって?]

司会者

さあ、遊びましょうか

蛍 このゲームの拒否は出来ないぞ

そんなっ!

取り敢えず隠れろ

うっ、うん

蛍は大きいダンボールの中に隠れた。 鬼はロッカーの中に

[雨って言っても 何の雨?通り雨?わかんないよ]

[そもそもどうやって雨を止ませるの]

[悲しいし恐い]

ザァァァァァァァ

雨がさっきより強くなった。

[こんなの通り雨じゃない!]

[そう言えばあいつ....誰が鬼か言ってないよね?]

ガラッ

(私は息を止めた)

隠れんぼ 鬼

どぉごぉにいるのかなぁァ?

(とても低くい声にギョッとする)

雨はさっきより一層強くなった

隠れんぼ 鬼

ごわぁいのがァぬぁ?

隠れんぼ 鬼

おぉぃどごにいるのぉ?

(体が震え始めた)

隠れんぼ 鬼

んんぅ、いないなぁァァ!?

隠れんぼ 鬼

ツギノトコロニイコウカナァァァォ!?

隠れんぼ 鬼

鬼くんがぁどぉなっでもいぃのがなぁ?

[何であいつ名前知ってるの?]

隠れんぼ 鬼

もぅいいやぁ

どうやら鬼は去ったようだ。

(私はダンボールの中から出て鬼くんの所に行く)

鬼くん

なんで隠れんぼなのに出てきてるんだよ!

雨って何の雨だろうね

さっきね鬼がね鬼くんの名前を言ってんだ

鬼って鬼くんを知ってる人じゃないの?

そ、そうか.....

(俺はその事を言われた時少し動揺した)

話していいのかな........

何を?

取り敢えず隠れるぞ

うん

2人は学校の劇で使うハリボテの後ろに隠れた

まず、これは隠れ鬼だ

鬼に見つかったら逃げろよ

タッチされたら殺されるから

え?そうなの?

でも何で鬼くんがそんなことを知ってるの?

俺は....1回だけこの隠れんぼの鬼になったことがある。

人を殺したの....?

この隠れんぼをやるには条件があってな

鬼くんが言う条件は 1 通り雨になること 2 学校の中に2人しかいないこと だけらしい

鬼になるための条件は

1 名前 苗字に鬼がついていること 2 2人が学校の中にはいないが外にはいること 3 通り雨になること

たまたま外にいただけで鬼になるのさ

......俺は誰も殺せなかった 怖くてその場から動けなかったんだ

鬼は俺達を殺す気でかかってくる

そして鬼は....ここの一人の生徒だ

雨を止める方法は?

分からない。その時は全員 死んだから

でも検討はついてる

何なの?

それは女の感情だ

私の感情?

そうだ

でもどうやって

恐いとか寂しいとか思うと 雨が強くなる

たしかに....鬼が入ってきた時怖いと思ったら雨が強くなった

だからそう思うのをやめればいい

そんなこと言ったて無理だよ
感情のコントロールなんて

幸せだな と思えばいいんだ
暖かくて幸せだな とかなんでもいい

幸せなこと....

鬼くんと一緒にいれて幸せ 飴が美味しくて幸せ 鬼くんの笑顔を見れて幸せ

親と離れれて幸せ

蛍はいろんな幸せを思い出した その瞬間 雨は見事に止んでいた

止んだ!

司会者

おめでとうございます!蛍様
貴方はもうここから出られます!

鬼くんは?

司会者

鬼様は鬼なのでここからは出られないんですよ

そういう事だ

どういうことよ

司会者

鬼になるための追加条件で
鬼の役目が終わったら
この雨通の世界で案内人役
をやってもらうことになってるんです

ヒントを出したりここの世界について教えたりな

この訳を引き受けると ずっとやらされる
抜け出せないし 死にもしない

誰が来るまで一人

でも教室に!

あれは身代わり人形だよ

あれを置いて無理矢理 2人にした

喋ってたじゃない!

途中で入れ替われば良いだろ?

そんな!

じゃあなんで私はあんたのことを知ってるのよ

それは俺がお前達に見せた記憶だ
本当はそっちの世界に俺はいない

じゃあ私は偽物の記憶を見せられてたの?

そうなる

司会者

もうそろそろ普通の世界にお戻りなさい

またな、また会えることを祈ってるよ
その時は案内人同士か鬼同士だな

酷いよ

そっちの世界でも頑張れよ

目が覚めると 教室にいて 雨は止んでいた

帰ろ

終わり 無茶苦茶な話ですいません(o_ _)o

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