TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

桃青 / 寝言

ん、…

夜中に目が覚めた

今何時だ…

左腕を上げようとすると、誰かに抑えられた

ん、?

横には、ヨダレを垂らし無防備に眠っている青

今日別々に寝たいって言ったの誰だよ…

回想

ごめん、桃くん

ん?

今日、別々に寝てもいい?

え、いいけど何で?

あ、いやぁ、気分…

あぁ、そう

いいよ

ごめん、ありがとう(ニコッ)

で、今なんで横にいんだよ…

今日は突然別々に寝ようと言われだいぶ萎えていた

寝顔を見れて幸せだ、

こいつなんなんだよ、

という気持ちが心の中で暴れている

そうだ、時間、スマホスマホ

青に掴まれた腕を引き抜こうとする

んぅ…

声を漏らし、腕をより強く抱く

おい、青、離せ

生憎、右腕では届きそうにない

んぁ…桃く…えへへぇ…

ふにゃりと表情を緩める

はぁ…かわいぃ…

いや、でもほんと遅刻したらやばいから…

空いた右手で頬を軽くたたき、ひっぱる

青ーーーーー

やぁ…桃くは僕のらからぁ…

えへへ、僕は桃くんのぉ…

寝言が最上級にかわいい

かわいさと遅刻のやばさを天秤にかけた結果

かわいさが勝ったので今日はもう少し寝ることにした

青、好きだぞ

えへぇ…すきぃ…

聞こえているのではないかというほどの寝言を偶然に浮かべた

loading

この作品はいかがでしたか?

2,049

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚