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ゆい
なぜだ
なぜばれた
そんな素振り、1度も見せなかったはず...
ゆい
まさかあの時?
私には似合わないカフェで倒れてしまった時、
私の心の中を読まれた気がした。
まさかあの一瞬で気がついたのか...?
明日美
明日美
明日美
ゆい
ゆい
明日美
ゆい
明日美
ゆい
明日美
ゆい
明日美
ゆい
明日美
明日美
明日美
ゆい
ゆい
明日美
明日美
明日美
明日美
ゆい
明日美
ゆい
なぜなんだ
明日美
どうしてこんなにも簡単にバレてしまうのだろう
ゆい
何も知らないくせに
ゆい
知ったような口を
ゆい
さすがに不味かったか
怒鳴ってしまうのは
明日美
は?
明日美
明日美
明日美
明日美
明日美
ゆい
ゆい
ゆい
私がまだ5歳の頃
両親が死に、一人ぼっちになった
幸い親戚のおばさんが家に入れてくれるということだったので施設には入らなかったが、
それでも独特な性格の私は常に1人だった
小学校に入ればやはりいじめられる
私のために生きるはずの人間が私に楯突くなんて本当に凄いわ
そうやって見下していた
でもこの性格がずっと続く訳では無い
2年生になった頃、初めて女子に話しかけられた
女子達
ゆい
女子達
女子達
私の中で楽しい遊びとは「暴力」
校庭で遊ぼうとしても、それが暴力になる
女子達
女子達
ゆい
女子達
女子達
ゆい
ゆい
女子達
女子達
女子達
何故なのか聞いただけでこんなこと言われる筋合いはない
だから何も変えようとはしなかった
中学生に上がり、成績は良かった
2年生で好きな人が出来た
その好きな人は特になにか特徴があるわけでもなく、
私と共通点があるわけでもなかった
だがPCを使って小説を投稿することをやっていて、
それを知っているのは私しかいなかった
私たち二人だけの秘密
そう考えると凄く新鮮で、嬉しくて、一気に毎日が楽しくなった
彼の投稿は火曜日と土曜日。
それが待ち遠しくて
勉強なんて頭になかった
そして土曜日
ある物語が火曜日に完結したため、
今日から新しい物語ということでより楽しみにしていた
だが期待外れだった
内容は、クラスにいる陰キャが男子達を変えていくという話
思っていたよりグロテスクに変えていくところがまるで私のように思えてきて、
ムカついて仕方がなかった
そしてついに私は彼に話しかけてしまった
ゆい
ゆい
好きな人
ゆい
ゆい
好きな人
好きな人
好きな人
好きな人
好きな人
好きな人
好きな人
好きな人
好きな人
ゆい
私は言い返せなかった
少し彼よりな問いかけだけれど、文句は言えない
だって、私の方が悪いに決まってるから
ずっと一人でいた私に話しかけてくれた彼
2人だけの秘密だと舞い上がっていた私
私って...凄く醜い
私ってどうして生きているのだろう
家に帰って、おはざんの話に耳を傾けずにベランダに行き、
飛び降りようとした...
ゆい
ゆい
ゆい
ゆい
おばさん
おばさん
ゆい
おばさん
おばさん
ゆい
ゆい
要するのに私は
ゆい
ということだ
ゆい
明日美
明日美さんは今でもずっと黙り込んでいる
私は嘘をついていない
明日美
明日美
ゆい
ゆい
ゆい
明日美
ゆい
ゆい
そこでゆいの記憶は途切れた...
死ぬまで残り34日
7話に続く