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ゾムは急いで部屋に戻り準備を始める。ゾムは兄さんに懐いており傍から見れば兄弟のようだった
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そう言って部屋から戻ってきたゾムは、半袖のクリーパーのパーカーと短パン…髪をいつもより上で結んでいた。言うて先程とは変わらないが本人が満足そうなので大丈夫だろう
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可愛いと言われるのが嫌なのかゾムは顔を赤くしながらほっぺを膨らます、それは怒っているんやでと伝えたいのだろうが、ほっぺを膨らますゾムが可愛すぎて誰にも伝わってくれない様だ…
ガチャ 疲労からのめまいに耐えつつも久しぶりにこのドアを開く、俺がいない間に知らんやつが増えたのだとか聞いたがどんな奴なのだろうか…だなんて考えながら中に入るとすぐさまゾムが抱き着いてきた。久しぶりのゾムは相変わらず甘えん坊でとても可愛かった。唯一違うのはあんなにフードを外し方がらなかったゾムがフードを被っていなかったことだ
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兄さんに可愛いと言われ顔を赤くする。その後ろで嫉妬の念が強くなっていくコネシマに耐えきれず兄さんは目線をそらし、額の汗を拭うと話の話題を変えグルッペン達に今回の報告をしに行くと言いゾムと一旦離れることにした。ゾムはまだ話していたそうだったがコネちゃんの圧のせいなんや…許してやゾム
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それに兄さんは疲労よりも昔はあんなに懐いてたコネシマが俺に対してあんなに警戒心ダダ漏れの圧をかけてきたことにショックで立ち直れそうも無かった。
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