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殺処分ゼロを願って

第1話 - 殺処分ゼロを願って

2,217

2019年03月10日

#事実

#せつない

#命

#大切

カルピスソーダ

この物語は私が作ったものではありません。そこはご了承ください。これはある犬のお話しです。　　　　　　　殺処分ゼロを願って　　　　　　　

あなた

｢かわいいねこの子にする｣

ぼく

そう言ってあなたはぼくを抱き締めてくれました。

ぼく

そしてぼくはあなたの家族になりました。

ぼく

なにも知らないぼくに、あなたは楽しいことや、嬉しいことをいっぱい教えてくれました。

ぼく

お散歩も、かけっこも、ボール遊びも、あなたとの時間はとっても楽しくて。

ぼく

ぼくはあなたのことが大好きです。あなたと過ごした全ての時間がぼくの宝物です。

ぼく

でも、いつからかな

ぼく

あなたはいつも忙しそうでぼくとの時間はだんだんへっていました。ぼくは少し寂しくて。

ぼく

でもあなたのじゃまはしたくないから。ぼくは待っていました。

ぼく

ぼくはあなたのことが大好きだから、、あなたもきっとぼくのこと大好きだよね？

ぼく

だから少しくらい寂しくても平気です。

あなた

｢おいで｣

ぼく

あなたの声です。
ぼくは嬉しくておもわずかけあしであなたのもとへと走りました。

ぼく

ぼくはあなたのとなりを歩きました。
二人で歩く道。
ぼくは全部おぼえているよ
あなたが教えてくれた、タンポポの道。一緒に遊んだ公園。

ぼく

ひとまわりして戻ってきたけど今日はお家に帰りません。なんだか特別な日です。

ぼく

窓から見えるみなれない景色。

ぼく

ここは来たことのないところ。

ぼく

あなたは知らないおじさんにぼくのリードを渡しました。おるすばんかな、、

ぼく

でもあなたはいつもと少し違いました。なにも言わずにぼくの顔を見て、少し悲しそうな顔をしていました。

ぼく

大丈夫だよ。

ぼく

ぼくはいい子に待ってるから。

ぼく

冷たい部屋。

ぼく

悲しいにおいがしました。

ぼく

おじさんはぼくに優しくしてくれました。ぼくの頭をなでて

おじさん

｢よしよし、いい子だな｣

ぼく

って何度も言ってくれました。

ぼく

でもおじさんは夜になるといなくなってしまって。

ぼく

ぼくは冷たい床に一人で寝ました。

ぼく

悲しい声がいっぱい聞こえてきて、、ぼくも少し寂しくなりました。

ぼく

でも、すぐにあなたがむかえに来てくれるから。だから、大丈夫。

ぼく

ぼくは毎日ここに座って待ちました。

ぼく

あなたが来たら一番に見つけられるように入り口がよくみえるこの場所に座って待ちました。

ぼく

おじさんはいつもぼくに話しかけてくれました。

ぼく

とっても優しい顔をして、いつもぼくの頭をなでて、必ず

おじさん

｢よしよし、いい子だな｣

ぼく

って言ってくれました。

ぼく

だからぼくは寂しくありません。

ぼく

何回か夜がきて。何回か朝が来て。

ぼく

おじさんはぼくを呼びました。いつものように

おじさん

｢よしよし、いい子だな｣

ぼく

ってぼくの頭をなでて。

ぼく

そして
今日はぼくのことをぎゅっと抱き締めてくれました。

ぼく

おじさんはぼくを連れて別の部屋へ行きました。

ぼく

そこにはおともだちがたくさんいました。

おじさん

｢そこに入りなさい｣

ぼく

おじさんは言いました。

ぼく

ぼくが中へ入ると扉は閉められてしまいました。

ぼく

冷たい金属の部屋の異様な雰囲気にみんなの小刻みに震える振動や

ぼく

ドクドクと早く打つ鼓動が伝わってきて、ぼくは急にこわくなりました。

ぼく

扉はいくら開けようとしても開けることができなくて、、でもぼくは必死に扉をカリカリしました。

ぼく

しばらくすると、なんだか息が苦しくなってきました

ぼく

ぼくたちは部屋の奥に小さな窓を見つけ、そこから外を覗きました。

ぼく

窓のむこうにおじさんが見えました。

ぼく

ぼくは｢あけてー｣

ぼく

ってさけびました。でもおじさんには聞こえないみたいで。

ぼく

だからぼくはもっともっと大きな声でさけびました。

ぼく

何度も何度も

ぼく

でもおじさんは下を向いたまま動きません。ぼくたちは立っていることができなくて、次々に倒れていきました。だんだん薄れていく意識のなかでおじさんの声が聞こえました。

おじさん

｢ごめんよ。
助けてあげられなくて、、
　　　　　　　ごめんよ。｣

最後にこの子達は物ではありません。この子達には喜びも悲しみもあります。そこだけはちゃんと考えて見てくださいどうしてこんなにひどいことが起こるのかということを。　　　　　　　　　

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殺処分を無くす事って言うのは国が動かないとやっぱりなんにもならないんですよね…なんのために動物愛護ポスターなんてあるのかって考えたら早く動けってなりますわ。大切な命が救われると思うとポスターぐらいでしか動けない私でも頑張ろうってなります😢

☆☆☆とかわけわかんないよ

なんで日本は簡単に動物を、☆☆☆るの!?本当に反対

カルピスソーダ

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