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神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神神 長文失礼しました🙇
(*´罒`*)いー(*´□`*)なーこの話
独り言のように揃えた.
彼の様子を伺うと、驚いたように
ブラウンがかった瞳が微かに揺れる.
とびきり恥ずかしくなって
私は訂正文を差し出した.
美月
美月
美月
美月
笑い話みたいに言うけれど
楽しくないし
むしろ情けないよ.
美月
美月
美月
美月
美月
……どさくさに紛れて
告白、しちゃった.
耳の裏まで朱色に染まってるのが
熱でわかるの.
美月
美月
荷物をまとめて
鞄の中に押し込んだ.
横一面に並んだ参考書が
また新しいと目について
泣きそうになる.
(勉強教えてもらってたのも
下心だって思われた.
これじゃあ京くんのこと
” かっこいい ” って噂してる
ミーハーなクラスメイトと
同じだよ.)
” 幼馴染み ” と言うご都合主義の
間柄も今日で幕が閉じた.
私の唯一、安心できる
場所だったのに.
立ち上がった瞬間
腕をつかまれた.
前へ引っ張られる感覚がする.
溢れる前髪の隙間から
彼のかんばせが覗く.
赤に染まっている肌が
可愛くて仕方ない.
杉本 京
美月
いつもそう、京くんに
呼ばれる私の名前は
甘くて溶けそうで
多分他の子の名前を
呼ぶときよりも
うんと甘酸っぱい.
甘くてしんじゃいそう.
杉本 京
杉本 京
紡がれた言葉に私は
胸が締め付けられた.
美月
美月
美月
杉本 京
杉本 京
そう優しく言って
彼は私の手を握った.
図書室の古書の匂い、
静寂に包まれた空間.
足音ひとつさえ
響かない箱の中で
今日も息を目一杯吸うように
恋をしている.
完結です!!🙌 読んでくれて📖 ありがとです!!😁 ぜひ他のも👻 見てみてください!!❤️