変則BBカウントアップゼロ ルール概要
それぞれ、コピーしたものを含めて4冊ずつの絵本を所持する。
それらは表紙で区別ができないように、色とりどりの水玉模様をあしらわれる。
この模様は出す度に配色パターンが異なるものとする。
先攻、後攻に分かれ、互いに【0】〜【3】までの数字が割り振られた絵本を出して行く。
絵本を出す度に数字は累積されていき、これの合計を【7】にした方の勝ちとなる。
相手が出したカードに対しては【ノンオープン】という権利を行使できる。これを行使した場合、相手が出した絵本の数字を言い当てなければならない。
数字を言い当てることができれば勝ち、できなければ負けとなる。
ポイント制の3本勝負。
先に2ポイント獲得したほうの勝ちとなる。
七星の先攻にて始まったゲーム。
もちろん、七星とて考えなしに絵本を出したわけではない。
七星
七星
七星
十一月二十九日
七星
七星の【セット】宣言に対して、十一月二十九日は【オープン】を選択。
七星
七星、絵本をオープン。
絵本がひっくり返ると同時に、ホログラム映像であるかのごとく、絵本の上に数字が浮かび上がった。
もちろん、七星が選んだのは――【3】だった。
七星
七星
七星
七星
七星
七星
七星
七星
七星
七星
十一月二十九日
十一月二十九日、絵本を伏せる。
これが【0】ならば、七星が一気に不利になる。
しかし、それ以外が出てくるのであれば、七星の優勢に変わりはない。
七星
七星
七星
まだゲームは序盤。
仕掛けるには早すぎる。
十一月二十九日
十一月二十九日、オープン。
――【0】。
七星
七星
十一月二十九日
十一月二十九日
十一月二十九日
七星
七星
七星
七星
七星
七星
七星
七星
七星
七星
七星
七星
七星、思惑の末に【1】を出すことにする。
出す度に配色パターンが異なるという表紙だが、ぱっと見た感じでは違いが分からない。
七星
ここは様子を見てくるか、仕掛けてくるにしても【1】を言い当てられる可能性は低い。
七星の中でのセオリーではそうだった。
十一月二十九日
しかし、七星は思い知らされる。
この十一月二十九日という男の実力を。
十一月二十九日
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