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コメント
3件
きゃぁぁぁきちゃぁぁ♡ 結構感動😭😭泣いちゃう😭 らんらん生きてくれぇぇぇ😭 いるまくんと平和に過ごしてぇぇえ😭😭 次回も楽しみにしてます!無理せず頑張ってください🔥
らんらんはやっと前向きになれたんですねぇ,,,,
うわあ…第53話、めちゃくちゃ沁みた……。らんらんがすちを解放するシーン、涙腺やばかった。「私が1番じゃなくていいんだよ」って、自分の幸せよりすちの幸せを選ぶその優しさが尊すぎる。すちが涙こぼすとこも、今までの縛りとか想いの重さが全部伝わってきてグッときた。2人の関係が一段階先に進んだ感じ、すごく好き。らんらんの「世界一の従者だよ」で締めるの、反則だわ…。
緑 side
スチ
ぼんやりと、廊下を歩きながら
自分の手を見ていた
さっきまで握っていた手の温もりも
こんな俺を、好きだと言ってくれたことも
何もかも、夢みたいで
またゆっくりと
想いが積もっていくのを感じた
同時に
俺の初恋は…もう止まってなんてくれないことも
半ばふわふわとした気持ちのまま
主人であるらんらんの部屋へと戻ると
その様子は、いつもと違っていた
ラン
スチ
ラン
ラン
寂しんでいる?
いや、違う
その思考の奥は読み取れない
けど…何かを見つめていることはわかった
スチ
ラン
スチ
2人で歩いている間
桜花妃様は沢山思い出話をしてくれた
初めて出会ったときのこと
昔した、他愛のないお話たち
俺が作る中で好きな料理
いつもは一緒にいるいるまちゃんもいなくて
何だか、少しだけ昔に戻ったような気分だった
ラン
スチ
ラン
ラン
スチ
ラン
ラン
気が付けばついた先は
奏桜の下であった
寿命まで短い奏桜はすでにほとんどが枯れており
桜の花びらたちは地に落ち切っている
ラン
スチ
夜の風が
桜花妃様の長い髪を、ふわりと揺らした
桜は落ち切っているというのに
その桃色のドレスが一体を華やかに見せる
静かに奏桜に手をかざすと
桜花妃様は、こちらを振り返った
ラン
スチ
そのまま…あまりにも優しく笑う
それは、今までとは違う
またこの笑顔が消えてしまうんじゃないかって
そんな心配をする必要がないくらいに
美しい笑顔だった
桃 side
いるまから
すちは、みことが好きなのだと聞かされたとき
すぐに気がついた
優しすぎて、真面目なすちを
私は…縛ってしまっていたって
今まで沢山縋って、沢山受け止めてもらって
その度に救われた
けど…その度にきっと貴方は
みことへの想いを、押し殺していたんだね
ラン
もう、大丈夫だよ
ラン
スチ
ラン
ラン
ラン
ラン
〝私が1番じゃなくて、いいんだよ〟
幼い私は、笑えなくなった
自分が生贄であることを知って
いくら自分が望んでも、生きることはできないのだと知った
桜の花嫁になるのは、名誉なこと
そう言われても…辺りが真っ暗になったみたいで
周りの誰もが、私自身を必要としてくれてない気がした
そんな絶望の中にいたときに
スチ
ラン
差し伸べられた、唯一の手
たった1人
すちだけが…私の隣にいてくれた
ラン
ラン
ラン
ラン
スチ
スチ
ラン
ラン
スチ
スチ
そう
それはまるで…一種の呪いのような
みことへの想いを殺して、私に全てを注ぐと決めた
決めさせてしまった、私の罪
だからもう、解放しないと
ミコト
スチ
私みたいに
笑顔が消えてしまうことがないように
すちが、心から
ミコト
スチ
ミコト
みことを好きだと思えるように
スチ
ラン
これが最後だからと
私はすちの頭を優しく撫でた
普段、彼がそうやって受け止めてくれていたように
スチ
静かに涙を溢す姿はまるで昔の私のようで
ラン
スチ
そう言って、少しだけ笑って乗せていた手を下ろす
ラン
ラン
スチ
静かに
やっと1つの道だけを向けたすちは
一度だけ足を止めると、振り返って告げた
スチ
スチ
ラン
ラン
スチ
過ぎ去っていく
ずっと昔から見てきたその背中を、見つめる
どうか…これからは心のままに生きて
私が生贄になってしまっても、どうかみことと幸せになって
間違いなくすちは、
ラン
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