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るぅとside
黄神
1人応援席へと戻りながらぼそぼそと愚痴る。
『、、、るぅとの、生徒会長になる願い。ってか、出馬してる所で願いだろ?』
、、いつも思い出すのは先々週の彼らの言葉。
その言葉一つ一つが嬉しくてつい、口角は緩んでいってしまう。
黄神
言葉とは、強い魔法だ。
モブ
応援席まで戻ると、同じクラスの女子に声を掛けられる。
モブ
黄神
モブ
勿論会長も出るみたいですし、頑張ってください。
そう言われ、僕は軽く会釈して走り出す。
、、彼を探すのは簡単だ。
彼は僕の親友なのだから。
黄神
何か大変なことがあったなんて考えにくいし1人でグラウンドを歩き回ることは絶対にない。
だったら、、、
僕は校舎へ走り出した。
1年A組に向かい、教室のドアを開ける。
黄神
その隣のB組を覗くが誰も居ない。
C組の教室を覗こうとしたところで、声が聞こえた。
青猿
息が止まる。
今の声は、確実にころちゃん。
紫央
どうやらなーくんも居たようだ。
こちらに近づいてくる声。
青猿
紫央
黄神
そう言えばこの前好きな女の子の話をジェル君としていた。
、、僕が自分の気持ちにも気づかずにいた時だった。
黄神
青猿
紫央
青猿
その場にしゃがみ込み嫉妬心と不安が混ざりながら生気のない瞳で彼らを見つめた。
紫央
黄神
紫央
黄神
青猿
話の内容も理解できず項垂れる僕と焦ったような顔でアワアワと慌てるころちゃん。
紫央
青猿