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「航に命なんて必要ない。」
そういった僕にも この命なんて必要なかった
だから
アイツを殺して、僕も死ぬ
そのつもりだった。
でも
どうしても言いたかった。
「やってやった」
そう言いたかったから
僕は自ら罪を白日の元に晒しに来た。
警察官
警察官の決まり文句。
僕はその言葉が大嫌いだ。
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
復讐なんです。
そういった僕に、警察官は怒鳴った。
警察官
警察官
警察官
警察官
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
自分は狂っている。
でも、そんなことはどうでもいいんだ。
自分の幸せの方向がこっちなのはわかっているから。
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
許せるわけが許せるわけが無い…
許していいわけがない！！
警察官
僕は大声で叫び
警察官は震え上がった。
綺麗事の塊
何も分かってくれやしない。
警察官
警察官
警察官
警察官
警察官
警察官も声を荒らげてそういった。
どうして僕のせいにするんだ。
どうして突き放した側が逆ギレしてんだよ！！！
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
才賀 夏来(ｻｲｶﾞ ﾅﾂｷ)
そうだ。
真冬が死んだ理由を
航を殺めるに至った原因を
僕たち子供に押し付けるな。
あの時助けてくれさえすれば
僕らは幸せだったのに。
こんなクズみたいなやつらも
この手で殺してやりたい。
怒りと苦しみを抱き抱えたまま
僕はまた
闇の水底へと沈んでしまった。
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