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君のヒーローになるには。vol.4

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君のヒーローになるには。vol.4

14 - 莉「久々にるぅとくんが天才で腹黒ってこと思い出した」←

♥

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2022年10月19日

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るぅとside

、、、騎馬戦。

黄神

ふっふっふっ、、

体力が全回復した僕はニヤリと笑う。

黄神

目指すは優勝!!

ころちゃん&同じチームの男の子2人の上に乗り、僕は大声を上げた。

青猿

るぅとくん無理しないでね!!?

先頭に立っていたころちゃんが心配そうに叫ぶ。

モブ

そうだぜ黄神!?俺たちが土台なんだからな!?

モブ

程々にしてくれ、、

脇を固めていた2人もげっそりした顔で愚痴った。

黄神

、、次の僕の出場競技はなーくんとの障害物競走ですよ?

モブ

「「え''?」」

黄神

、、、だから

嫌な予感を感じてらしき3人は僕を見つめながら顔を青ざめる。

黄神

絶対に勝つ!!!!

モブ

、、何でそうなんの、、

青猿

るぅとくんの殺気がなぁ、、同じチームで良かった、、

モブ

青猿、、後は頼んだ

青猿

僕に丸投げしないで!!?

そんな会話を交わしていると審判が手を挙げた。

『、、、よーい』

パンッ!!

その音で始まる歓声。

僕等も動き出す。

黄神

右後ろ右

モブ

はい

黄神

左前前

モブ

へい、、

黄神

斜め右前左向き

青猿

ちょっと!?るぅとくん命令が細かい!!

彼らの言葉も気に留めず、僕は手を伸ばし続けた。

黄神

(出場チームは10組、、たった5チームしか敵居ないのか)

準備運動にもならないと思っていると自分のハチマキが手に触れたのを感じる。

黄神

!!後ろ!

モブ

「「は!?」」

瞬時に距離をとり振り向くと、、

橙樹

ちぇ、、バレたわ

モブ

良い感じだったぞージェル(棒)

モブ

次取れ次(棒)

モブ

他の赤チーム行きたかった、、会長怖いし

ジェルくん、、何でこの人土台役じゃないの?

身長高いし土台の方がよかったんじゃ、、

というか怖いって言いました?

黄神

、、僕のハチマキを取ろうとか良い度胸ですね

半ギレ状態のまま僕はころちゃんたちに言葉を発す。

黄神

____潰しますよ、この人達

青猿

へ?

モブ

ちょ。待ち、、

モブ

も、、体力死ぬ、、

黄神

問答無用

青猿

る、るぅとくん!?頭掴むとか聞いてない、、

前に居た土台(ころちゃん)の頭をつかみ、前のめりになる。

橙樹

ふっ、、戦おうというのか?

黄神

、、そちらのチームの発言が気に障りましたので

モブたち

「「「「「めんどくさ、、」」」」」

ハチマキ取りVSハチマキ取り。

僕達はにらみ合い叫んだ。

黄&橙

「「僕/俺が潰す/で!!」」

数十秒後___

《、、、凄いです》

皆が唖然と見守る中、静かに僕は右手を上げる。

その手には、5本の白いハチマキ。

、、、圧勝であった。

君のヒーローになるには。vol.4

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