……逃げんなよ、橘
橘
橘は精一杯の力で睨みつけるが、顔の赤さは隠しようもない。
白石
正直だねってやつ?
白石
白石の整った顔が、吐息が触れるほどの距離まで迫る。
爽やかなはずの「生徒会長」の香りが 今はひどく雄々しく、橘の理性をかき乱した
橘
中身はまっじで最悪だな…
白石
白石はニヤリと見下ろすと、橘のネクタイを指に絡め グイッと自分の方へ引き寄せた
白石
抗えない力で引き寄せられ、橘はただ白石の瞳に映る 自分を見つめることしかできなかった
橘
白石
余計に唆(そそ)られる
白石の指が橘のベルトを器用に外していき、 ついには下半身全て晒け出させられてしまう
橘
橘が抵抗しようと伸ばした腕を白石は片手で易々と押さえ込み、ソファーに横にさせる。細身に見えて、その力は驚くほど強い。
橘
つぷっ
白石の指を橘の中に少しだけ挿れる
橘
白石
橘
橘
白石
解れてくるにつれ、白石の指が段々と奥へと入り、 激しくなっていく
橘
喉の奥から絞り出された情けない声が、静かな室内に生々しく響く。
白石
プライドをズタズタにされながらも、 白石の指が与える刺激に抗えない。
橘
消え入りそうな懇願を聞き、白石は最高に加虐的な笑みを浮かべ、さらに指に力を込めた
橘
白石
橘
ソファに押し付けられた橘の瞳には、堪えきれなかった涙が膜を張り、綺麗な銀髪が涙で濡れた頬に張り付いている
橘
震える声で拒絶されても、白石の興奮は冷めるどころか、さらに深く、暗く燃え上がる
白石
強気だったヤンキーが、自分の指先一つでこんなにも無様に、色っぽく崩れていく。その事実に、白石の下腹部が熱く疼いた。
橘の瞳からついに一筋の涙がこぼれ落ちる。それを見た瞬間、白石の中で何かが切れた。
白石
白石は橘の潤んだ瞳を真っ向から見据えたまま 強引に彼のシャツを左右に引き裂いた。
白石
ボロボロになるまで
露わになった白い胸元が、激しい呼吸で上下する
白石は橘の陰茎を激しく上下に擦る
橘
白石
橘
これまでに経験したことのない、 体の芯が痺れるような、暴力的なまでの熱。
絶頂を知らない橘にとって、その感覚は「快感」という言葉を通り越して、自分の体が壊れていくような未知の恐怖だった
橘
橘の瞳に、本能的な恐怖の涙が浮かぶ。腰が勝手に震え、逃げ場のない熱が下腹部に溜まっていく感覚に、彼はパニック寸前で白石の腕を掴んだ
白石
刺激はさらに容赦なく、深く、執拗になり、橘の意識は恐怖と快感の境界線で激しく揺さぶられていった
橘
目の前が真っ白にチカチカと明滅し、 思考が強制的にシャットダウンされる
橘
なに、これ…
涙でぐちゃぐちゃになった視界の中、橘は力なくソファに沈み、ただ荒い呼吸を繰り返す
何が起こったのか理解できず、身体が自分のものでなくなったような喪失感に、ただ呆然とするしかなかった
白石
白石が橘の額に優しく口づけし、まるで子供をあやすような甘い声で囁く
白石
すごく上手だったよ
橘
帰らせ、ろ……
だが、白石の瞳は少しも冷めていなかった。
白石
白石
白石の手が、再び橘の腰にかけられる
橘
白石
白石の硬く熱いものが、自分の中へとゆっくりと、 だが確実に侵入してくる。
橘
橘
初めての感覚に橘の脳内はパニックに陥った
喧嘩で負う痛みとは全く違う、 内側から強引に押し広げられる異物感。
恐怖で身体を強張らせ、白石の肩を必死に押し返そうとする。
橘
しかし、白石は逃がさないようにその腰をガッチリと固定し、容赦なく突き進んでいく。
白石
すぐ気持ちよくなるから
その言葉を裏付けるように、白石が特定の場所を抉るように突いた瞬間
橘
白石
パンパンパンパン
橘
橘
橘
ビュルルルル
屈辱なはずなのに白石の動きに合わせて頭の中が真っ白にかき乱され、最強ヤンキーのプライドは、白石に貫かれる快感の前に無惨にも溶けて消えていくのだった。






