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文めっちゃ雑

所々おかしいかも

語彙力は只今お散歩中です

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以上を踏まえた方どうぞ↓↓↓

菅原

二口!木葉!!

二口からの返信が無く心配になった俺たちが本殿に戻ってみると、そこでは木葉と二口が気を失って倒れていた。

茂庭

2人ともしっかりしろ!!

何故か木葉の口元や床は水で濡れていて、二口もうなされ続けている。

茂庭が抱き起こして声をかけると、二口はふと目を覚ました。

二口

ん…ぅ…

茂庭

二口!大丈夫か!?

二口

……茂庭、さん…?

初めはぼんやりとしていたが、何を思い出したのか彼は突然涙を零した。

茂庭

え、ちょ、二口!?どしたの!?

二口

こ、怖かった…ッ

俺たちがいない間に一体何があったのだろうか。

茂庭があやすように二口の背中を撫で、しばらくしてからもう一度声をかけた。

茂庭

大丈夫?もう落ち着いた?

二口

はい……すみません…

菅原

二口、ここで何があったか教えてくれるか?

二口はこくりと頷くとゆっくり話し始めた。

あの時、木葉さんの背中に触れたその瞬間、何かが弾けたような感覚がした後に誰かの記憶が流れ込んできた。

記憶の主は白の襦袢に赤の袴という一般的な巫女の装束を着ている。

かつてこの神社で巫女をしていた人だろうか。

目の前にはたくさんの村人が立っている。

二口

(なんだ…これ…)

彼らの言葉を聞く限り、村が災厄に苛まれているため人柱を立てるらしい。

それに巫女であるこの記憶の主が選ばれたのだろう。

巫女は村人に連れられて夜道を歩く。

二口

(ここは…)

俺たちがいるあの神社の裏へ進むと、そこは深い崖だった。

下を除くと川が見える。

手足を縛られ、崖から真っ逆さまに落とされた。

激しい水流に飲み込まれ息ができない。

苦しくてたまらないのに手足が動かない。

二口

(やば…誰か、助け……)

最後に視界が捉えたのは、水面から一瞬だけ見えた赤い月だった。

二口

…俺、ほんとに死ぬかと思いました…。苦しくて、怖くて…

話し終えた二口は怯えるように体を震わせている。

茂庭

そっか…ごめんな二口、すぐ戻って来れなくて…

二口

いえ…茂庭さん達が無事で良かったです

菅原

…なぁ、木葉目ぇ覚まさないんだけど…

木葉は二口が話す間も何度も咳き込み苦しそうにしていた。

菅原

二口の見たものが本当にあったことだとしたら…木葉はその巫女に取り憑かているってことか?

茂庭

多分ね…水とかもそのせいじゃないかな

二口

そんじゃ、あの巫女をどうにかすればいいんですよね。裏の崖に行けばいいのかな…

確かに神社の裏にはどこかへ続く道があった。

しかし調べる前に戻ってきてしまったので何があるか分からないし、進めるかも分からない。

それでも、行ってみなくては何も出来ないままだ。

菅原

…行こう。一刻も早く帰らなきゃ

しかしその先では、決して楽ではない道が俺たちを待っていた_。

ある一夜の怪奇現象

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253

コメント

32

ユーザー

やば。こんな時間(なう(2020/09/12 00:08:17))に読んでる、、、、絶対寝れないよ、、、、www

ユーザー

なんか色々分からんくなってきた、、、でも、めっちゃヤバいってのはわかります、、、 続き待ってます

ユーザー

続き待ってます💖(フォロワー目線)

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