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らび
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#テノやってる時点で自衛しとけ
こりん
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ここな
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??
いるまと入れ替わるように、 病室の扉が開いた。
らん
入ってきたのは、桃翠すち。
俺の兄で、ただ一人の家族だ。
すち
すちはさっきまでいるまが座っていた 椅子に腰掛け、優しい口調で そう言った。
らん
彼は一度微笑むと、 真面目な表情を見せた。
すち
らん
すち
その言葉で、彼が何を言おうと しているのかが大体わかった。
俺は口を結んだ。
すち
きっと、いるまのことだろう。
本当は、すちにはいるまのことを 知ってほしくなかったんだけど。
らん
俺がしばらく黙っていると、 彼は言った。
すち
淡々としているが、そこには 色々な感情が織り交ぜられている。
俺は、すぐには答えられなかった。
色々な気持ちが邪魔をして、 正解なんか見つけられない。
らん
ようやく絞り出した答えは、 それだけだった。
あんなにたくさん咲いていた桜も、 だんだんと葉をつけ始めた。
らん
明日は中間テスト。
らんは、今日俺と一緒に 出かけることに 引け目を感じているようだ。
いるま
らん
暖かくなり始めた風が、 俺らの間を吹き抜ける。
いるま
俺は、少し辛そうに歩くらんが 気になっていた。
らん
俺がこう聞くと、らんは必ず “大丈夫”と言う。
いるま
らん
明るく笑って見せるが、 その表情の裏に 隠されたものがあるように感じて 仕方ない。
いるま
いるま
しかし、きっと何を言っても 彼は答えてくれないだろう。
今は、彼の言葉を信じるしかない。
いるまと別れ、また再び 病院のベットに伏せる。
最近仲良くなった、いるま。
俺は、暇があれば彼のことを 考えるようになっていた。
いるまの笑顔を思い出すたびに、 今のこの現実から 目を逸らすことができる。
らん
らん
誰にも聞こえないような声で呟く。
らん
俺は、いるまのことを好きになっては いけないのだろう。
…きっと、後悔してしまうから。
らん
ベットのそばの引き出しを開け、 一枚の写真を取り出す。
何年も前の、少し古びたそれは、
幾度も手に取ったせいで 少しくたびれていた。
らん
俺が、元気だった頃のものだ。
両親は既に亡くなっていて、
家族は兄のすち、ただ一人。
きっと彼も、 気丈に振る舞っているだけで 不安なのだろう。
らん
俺は引き出しに写真を戻し、 布団を被り直した。
気が滅入ってしまうことを考えるのは もうやめよう。
不安が増すだけだ。
少しでも、 みんなと長くいれるように。
すち
一人、ため息をつく。
俺の心情とは裏腹に、窓の外は 穏やかに葉を揺らしている。
大学の自習室は、 静かに時間が流れる。
すち
俺は、パソコンを開いて 調べ物をしていた。
すち
すち
すち
調べれば調べるほど、多様な情報で 混乱してしまう。
みこと
唐突に後ろから声をかけられ、 振り返る。
すち
そこにいたのは、高校から一緒の、 黄瀬みこと。
すち
彼は俺の向いの席に座り、 俺のことを見つめた。
みこと
すち
彼とは大学の中でも一番仲が良く、 弟であるらんらんのことも よく知っている。
みこと
すち
みこと
そう言い、彼は眉をひそめた。
実際、俺は最近睡眠を取れていない。
らんらんが病院にいて、夜更かしを 止める存在がいないのだ。
すち
俺が答えないていると、 彼は察したようだ。
みこと
みこと
すち
そんなこと、言われなくたって。
…でも、
すち
みこと
すち
みこちゃんは、その綺麗な目で 俺のことをしっかりと捉えた。
みこと
すち
みこと
みこと
彼は、少し泣きそうな顔をしていた。
すち
すち
俺がパソコンを閉じると、 彼は安心したように笑みを見せた。
みこと
すち
すち
らんらんの笑顔を思い浮かべると、 思い出したことがひとつ。
すち
すち
みこと
すち
コメント
4件
最高です
💚くんは、💗💗のお兄ちゃんだったんだ!! 💚くんは、弟想いなんだね✨ お互い(💜💗)相手のことをどう思ってるのかわかりきっていない状況だから、これから明確になればいいなぁ👍