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榎本くもり
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あの日も急な夕立に見舞われ、私は帰路を急いでいた。 普段は穏やかな目白川が見る見るうちに増水し、灰色の水が勢いよく流れている。
葉村
怖いと思った。 轟々と音を立てながら流れる川に引きずり込まれそうなそんな恐ろしさ。 でも目が離せなかった。だから気付いてしまった。
葉村
川にかかる赤い欄干の橋の下、わずかなスペースしかないコンクリートの上。 二人の男が対峙している。
コメント
1件
水羽凛さん、第3話読了しました〜! 夕立の描写がすごく臨場感あって、雨の匂いや川の恐ろしさが伝わってくるようでした🌧️ あの増水した川を「目が離せなかった」っていう主人公の感覚、わかる気がします。怖いのに惹かれる…。 橋の下で対峙する二人の男。これから何かが動き出す予感がして、続きがすごく気になります!次が楽しみです🖤