テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
桜咲
央都
桜咲
彼は 泣きかけていた
央都
桜咲
央都
桜咲
央都
央都
こうして私たちは背中合わせに 別々の道へ歩いて行った 本当の気持ちに 気づいかないまま
私は本当の恋を知らなかった
告白してくれた人と適当に付き合って、飽きたら振って
今回もそのはずだった
彼を振ってから2週間。 会話も1回もせずにもう金曜日
帰り際、彼の隣にはクラスメイトの女の子の影があった
その姿を見た時、何だか胸の奥がムズムズして
やっと本当の気持ちに気づいた
わかった途端、どうしようも無く寂しくて、辛かった
私って なんてバカなんだろう
でも、今更気づいたって遅い
ありがとう。好きな人。ごめんね。
そして…
どうか どうか
私の分まで幸せになってください…
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!