保育所のとき、 よく隠れて虫を殺していた。
踏み潰したり、木の枝で串刺しにしたり、溺れさせたり…
しかし、あるときソレがバレた
せんせい
せんせい
吉田 ミサト
せんせい
吉田 ミサト
吉田 ミサト
吉田 ミサト
そのことはすぐに両親に伝えられた。
母
バシッ
母
母
父
母
母
父
母
母
父
父
母
父
母
吉田 ミサト
母
父
母
父
母
吉田 ミサト
母
吉田 ミサト
吉田 ミサト
吉田 ミサト
それからは引っ越しをして 新しい町で暮らしていくことになった
母に怒られたことが 怖かったのもあり 私はそれから虫を殺したりすることはなかった。
吉田 ミサト
吉田 ミサト
母
母
やがて私は高校生になった。
凪
佳美
吉田 ミサト
佳美
吉田 ミサト
凪
高校生になって
勉強して部活して
友達ともいっぱい遊んで
何不自由ない生活だった
しかし
あれを手にしたときから
私は変わった
母
母
吉田 ミサト
吉田 ミサト
母
吉田 ミサト
吉田 ミサト
吉田 ミサト
吉田 ミサト
吉田 ミサト
母
母
母
吉田 ミサト
吉田 ミサト
母
吉田 ミサト
吉田 ミサト
吉田 ミサト
吉田 ミサト
吉田 ミサト
ドサッ
吉田 ミサト
吉田 ミサト
吉田 ミサト
本棚から1本のナイフがおちてきたのだ
母
吉田 ミサト
吉田 ミサト
母
吉田 ミサト
吉田 ミサト
私はナイフのことを聞こうとしていた
しかし
母
母
私は母からある事実を告げられたのだ
凪
凪
凪
吉田 ミサト
佳美
吉田 ミサト
吉田 ミサト
凪
凪
佳美
佳美
吉田 ミサト
凪
佳美
佳美
吉田 ミサト
吉田 ミサト
吉田 ミサト
私はカバンにナイフを入れたまま1人で家に向かった
男
男
吉田 ミサト
男
ガシッ
私はうでを掴まれた
男
吉田 ミサト
必然なのか 人通りの少ない小道で不審者に遭遇した
吉田 ミサト
吉田 ミサト
吉田 ミサト
私はナイフの存在を思い出した
吉田 ミサト
吉田 ミサト
私はナイフを握った
男
ザシュ
男
男
ナイフは見事に男の喉を切り裂いた
吉田 ミサト
それから私は必死に走って家に帰った
吉田 ミサト
吉田 ミサト
吉田 ミサト
吉田 ミサト
そう思いながらも
何故か私は
笑っていた
翌朝、 ニュースで昨日の男が何者かによって刺され亡くなったと報道があった。
その報道をみたとき、 私はすぐに犯人が私だとバレると思っていた。
しかし、何日経っても警察が私のもとに来ることはなかった。
それどころか
吉田 ミサト
吉田 ミサト
吉田 ミサト
私はあの瞬間が快感になっていた
吉田 ミサト
吉田 ミサト
それから私は変わった
いや、むしろ戻ったのかもしれない。
あれからよく近所の動物を殺すようになった。
不思議なことにあのナイフをどれだけ使っても切れ味が衰えることはなかった。
それはまるで私が殺した動物たちの魂を吸っているようだった。
それに、何故かあのナイフを使わないと気分が乗らないのだ。
1度ナイフを使わずに、 クラスメイトの妹を殺したことがあったが、あの快感は来なかった。
あのナイフはバケモノだ。
けど、時々思う。
バケモノは私かもしれない
だって…
私には人殺しの血が流れているのだから
母
母
吉田 ミサト
母
母
母
吉田 ミサト
吉田 ミサト
母
母
吉田 ミサト
母
母
母
母
母
吉田 ミサト
母
母
母
コメント
3件
ありがとうございます😊
ホントですね パルプフィクションみたい… おもしろーい!
「少女たち」「にちようび が きらい」と繋がっているので、 よかったら合わせて読んでみてください🙏