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いふくんがんばってるね〜

ほんまになぁ〜

部活も終わった午後7時頃、

隅に置かれている跳び箱に腰を下ろしながら彼らを眺める。

これまでにない真剣な顔で取り組む彼の顔を見ると、

背中を押したくなるけど、どこか置いていかれた気もする。

そんな彼に対抗心を燃やしたのか、りうちゃんとアニキが全力で練習に付き合っている。

僕やったらやりきらんわ……

僕もむり…

彼らを見ては、すごいねー、なんて吐き捨てて、ここら1週間が経った。

本気で取り組んでいる彼は凄く輝いていて、ないこ先生が惚れるのも時間の問題だと思う。

好きな人の為だけにここまで出来るとか凄いよ、ほんと

まじで付き合ったらやばない?ないこ先生捕まんで

それな、どーなるんだろーね?

お、ダンクしそう!?!?

まじ!?頑張れー!!

高く跳び上がる彼にエールを送も、

身長が届かずスカってしまい、悔しそうな雄叫びを上げる彼を慰めているのが伺える。

ダンク決めれるとええなぁ

そういや、いむくんもバスケ上手かったよな?

いやぁ…、嗜んでた程度だよ

うそや!!上手い奴の言い方しとる!

嬉しいからやめて!!

嬉しいんかいwww

お前ら〜、今日もありがとな

お疲れまろちゃん

おつおつー

まろ、今日も惜しかったな、

それ!!明日は決めよ!!!

そーやな、絶対気めたる!!

そう声を張り上げ、拳を突き上げると、

誰かに肩に手を置かれた。

今日、居残りダメって顧問の先生から言われてるでしょ^^

恐る恐る振り返ると、そこには愛しの先生がいた。

…な、ないこせんせ……

ないくん先生じゃん!

ぁ…、ちわっす……

やばいやつやん…

あ、あは…

1部を除き、顔の血の気が引いていく一同を他所に、先生は声を張り上げる。

早く帰りなさい!!顧問に言いつけるよ!!

はい!!サーセン!!!!

みな、さよなら!!と叫び、荷物を抱えて飛び出して行く。

あの、先生……

ん、どうした?

マジで反省してるので…試合…

試合にだけは来て欲しい、そう伝えようとも言葉に詰まる。

ふはっ、w

愛らしく、意地悪に笑った先生に唖然とする。

行くに決まってんじゃん、約束も覚えてるからね

約束…?

ダンク、決めるんでしょ?

そう言って微笑む先生。

はい!決めます!!

絶対に決めるんで…っ!!

決めるんで……!

俺だけ見ててください!!

頭を深々と下げ、照れ隠しのように走ってその場を後にした。

行っちゃった…、

って…、告白かよ……//

靴を履き終え、扉の前で待っていると、

やっと息を切らした彼が駆けてきた。

やっと来たで!!

いふくん遅い!!

すまんすまん、っ!

まろちゃぁん、何話して来たんよw

説教とか?

違うわアホ!!

何でもねぇから!!はやく行くぞ!

強引に俺らを押し退けて歩み始める彼を、仕方ねぇなと言わんばかりに追っていく。

ほんまに初心やなぁ…w

付き合えたら奇跡だよ…

男同士かぁ、何気に初めて見たかも

だからこそ本気で手伝わなな!!

だーもう!!はよ行くで!!

はいはい、と呆れたように、遠くから不機嫌に叫ぶ彼の元へと駆けて行った。

꒰ 第1章 ꒱ 秘密の恋路の末路。

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