サトシ
ハァハァハァハァ
サトシ
なんでこんなに体がいうことをきかないんだ!
俺が目を覚ましたら
自分の家の階段にいた
その下には体を這いずりながら女が追いかけてきていた
サトシ
くそぉ
サトシ
よっしゃ
サトシ
ここまで来れば...
何故か階段を登りきると安心した
確かに階段までしか女は追いかけてこなかった
サトシ
これで大丈夫
ガバッ
サトシ
ん?
サトシ
寝室?
サトシ
なんだ夢か
ギロッ
何かに睨まれた気がした俺は
母さんに言われたことを思い出した
誰かに言わないと正夢になる
というもの
俺は急いで友達に連絡
すると
目線はすぐ消えた
今でも俺は母さんに感謝している
もしも言わなかったら...