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いつからだろうか、私の中で1995年で時が止まったのは…
祥子
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友香
祥子
友香
祥子
友香
友香
友香
応答なし
私の中で1995年から時が止まってるんだ。
あの日…
母
友香
母
友香
母
私には2つ離れた弟がいた。しかし、弟は知的障害者で一人では何をするかわからずいつも誰かが付き添わないと居られないタイプだった。
母
バタン
母はそう言うと仕事に向かった。私も学校があったし弟を連れて学校に行かなくては。
友香
実
友香
実
私が目を離した空きにそれは起きた
キキーッドン!!
友香
そこには血塗れで横たわる変わり果てた弟の姿があった。
友香
駆け寄る私、少し私が目を離した空きに弟はトラックに跳ねられた
友香
友香
実は亡くなった。
それから10年後
私は自分を責め続け塞ぎ込むようになってしまった。 私のせいで…実が…弟が…
ピンポーン
友香
宅配便のお兄さん
友香
宅配便のお兄さん
友香
その宅配便のお兄さんはどことなく弟に面影があった。
宅配便のお兄さん
パタン
友香
友香
荷物は少し古めかしい感じがして宛名の部分に何か掠れて書いてあった。
友香
まさか、なくなったはずの実から? うそ、、そんなはずはない!
だって実は10年前の今日…
死んだんだから
事故に合う数分前
実
友香
実
友香
実
友香
まさか実から…プレゼント…10年越しに?
友香
恐る恐る私は荷物を開けた
友香
そこには実が生前失くした宝物だったプラモデルが入ってた。 だいぶ年月が経っていてボロボロな状態だったが…
友香
その瞬間10年前の償いと涙が一気に溢れてきて止まらなかった。
ピンポーン
友香
宅配便のお兄さん
さっき荷物を届けてくれた配達の方だった。 私は思わず聞いてしまった。
友香
宅配便のお兄さん
友香
宅配便のお兄さん
友香
宅配便のお兄さん
パタン
友香
友香
私は恐る恐る手紙を開いてみた
友香
その瞬間わたしは察した
宅配便のお兄さん
宅配便のお兄さん
宅配便のお兄さん
実
彼は生まれ変わって…会いに来てくれたのだ