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私には親がいない 私が生まれる前に 父が亡くなり、母は私を生んだあとの 一時間後に亡くなったその頃のことは 私もあまり覚えていない 瑛斗も私と同じ、だから 施設でいつも一緒にいた
夏樹
瑛斗！
遊ぼー
遊ぼー
瑛斗
うん！
夏樹遊ぼー
夏樹遊ぼー
これは私達の小さい頃 そして今も
夏樹
瑛斗！
あそぼ
あそぼ
瑛斗
あぁ
夏樹あそぼ
夏樹あそぼ
私は今、高校1年生 瑛斗も同じ
今でも私達は一緒にいた
瑛斗
なあ今日も一緒に帰ろ
夏樹
うん！
瑛斗
じゃあ門の前に来て
先にいってるから
先にいってるから
夏樹
うん！
急いで準備していくね！
急いで準備していくね！
そして一緒に帰った
夏樹
ねぇ瑛斗って
好きなことかいる？
好きなことかいる？
瑛斗
うん
夏樹
へぇーどんな子？
瑛斗
かわいくて
スタイルばつぐんで
勉強はほとんど成績よくて
何事にも挑戦できる子
スタイルばつぐんで
勉強はほとんど成績よくて
何事にも挑戦できる子
夏樹
ほぼ完璧じゃん
瑛斗
(ホントに夏樹気づいてないな)
夏樹
名前いってよー
瑛斗
夏樹...
夏樹
...うそ
瑛斗
なんで？
夏樹
私も好きだったから
瑛斗
マジ？
夏樹
うん
瑛斗
じゃあ
好きだ！
俺と付き会ってくれ
好きだ！
俺と付き会ってくれ
夏樹
っ...よろしくね！
瑛斗
こちらこそよろしく
大好きだ
大好きだ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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