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見知らぬ桃色の髪の少女
俺はめちゃくちゃ困惑していた。
どうしてかと言うと……
クラスに分けられて落ち着いた後、先生に指示されて、元々組まれてあったであろう三人組の分けられたのだが……
俺と組む奴が、そもそも一人しかいないのと、その一人は俺の目の前に来ては何も話さなかったからだ。
亙
見知らぬ桃色の髪の少女
亙
見知らぬ桃色の髪の少女
俺は今の現状を話したが、呆れられてしまった。
まぁ確かに、自分の能力を知らずに来る奴はいないだろうな。
亙
如月優奈
亙
如月優奈
優奈は少し躊躇っていたので、俺はそう言ってあげた。
亙
如月優奈
亙
優奈がそう言うので振り返ってみると……
見知らぬ緑髪の少女
俺の心臓が少しだけドキッとした。
……本当に後ろにもう一人、元気な子がいた。
俺がこんなにビックリしたのはいつぶりだろうか……
古明地こいし
能力と性格が見合ってないだろ……
古明地こいし
こいしはちゃんと話を聞いていたようだ。
どうやら、この三人で今後過ごしていくようだ。
正直……不安要素が大きいな…
一人は正直使えるかわからない能力、もう一人はどんな能力か知らない、そして俺も知らない……
あれ?これ結構まずいんじゃね?
まぁ、たとえ二人が使えなくても俺が使えるようにするだろうがな……
そんな感じで話し合いながら、数分後……
俺らは校内の体育館のような場所に集められた。
また何か話すのか……と、少し嫌な気持ちになっている時だった。
教師
俺らのクラスの全員がどよめいた。
モブブンブン
一人の男子がそう先生に訴えかけると……
教師
教師
教師
教師
教師
……俺たちはそんなことを言われたが、乗り気になっている奴は一人も存在しなかった。
それもそうだ、だって今言われたことは、ボコボコにされろと言われているようなものだ。
……だが俺だけは違うだろうな。
今からSクラスの生徒と戦うことができることに、楽しみという感情が溢れ出してきた。
この世界なら俺をもっと楽しませてくれるはずだ。
俺がそんなことを考えていると……
古明地こいし
驚きの表情を見せたこいしが、俺の腕を掴んでいってくる。
こいつ、スキンシップ多いな……
ちなみに優奈を見ると、何も考えていなさそうな顔をしてボーッとしていた。
このグループ本当に大丈夫かよ……
亙
古明地こいし
亙
古明地こいし
ガクッと膝をついて悲しそうにするこいし。
まぁ殺されたりはしないだろうし、大丈夫だろうな。
俺はそんな甘い考えを持っていたまま移動した。
博麗霊夢
……まさか、こいつが相手になるとは思いもしなかった。
もしかして俺らって……能力が雑魚い底辺三人なのか?
……あれは能力としての強さだ……
俺らは別の部屋に移動させられた。
すると先生であろう声が聞こえてきた。
教師
教師
教師
そうして、突然戦闘が始まった。
さぁ、博麗はどう戦ってくる……始まった瞬間、博麗の姿が見えなくなった。
それと同時に、俺の身体は突き飛ばされてしまった……
……どうして?
どうして俺は優奈に突き飛ばされた?
倒れる瞬間、俺は優奈を見ると……鈍い音と共に!優奈が壁に打ち付けられていた。
博麗霊夢
嘘、だろ?あの一瞬であの距離縮めてきたのか?
俺らと博麗の立つ距離はだいぶ遠かったはず……
……これがSランクの力か……
いいねぇ!楽しくなってきた!
前の世界よりもだいぶ楽しめそうだと、この時点で確信できた。
先生は博麗を含めて三人ほど、機械を壊した奴がいると言っていたはずだ……
じゃあ、三回も楽しめるな!
まぁ、今はそんなことは置いておこう。
それよりも、博麗も凄そうだが、優奈は何だ?
あの瞬間反応できたってことは……危機察知…もしくは少し未来が見える程度の能力だろうな。
確かに未来が見える程度としたら、1秒の未来しか見えないとかなら、あってもないようなものだからな……
そもそも、なんで弱い同士で組まされないといけないのか。
俺はそう思いながら、戦闘態勢に入る。
もう俺ではこいしの姿は認識できていない。
博麗霊夢
俺の耳元で声が聞こえてきた。
それなら……ここ!
俺は適当に腕を振るうと、たまたま攻撃を止めた。
博麗霊夢
亙
俺はすぐに口にして博麗の動きを止めた。
正直これで止まってくれるとは思わなかったが……止まってくれた。
博麗霊夢
俺は殺されるのかよ……
亙
俺がそんなふざけたようなことを言うと、もちろん博麗は……
博麗霊夢
古明地こいし
博麗が俺に向かってくる瞬間、こいしが唐突に出現した。
こいしは博麗にパンチを入れたが、普通に止められて一瞬で気絶させられてしまった。
博麗霊夢
……弱すぎだろ。
まぁでも、何となくそんな気はしていたし……時間も稼いでくれたからいいか。
俺は能力を何となく発動させた。
すると、一瞬だけ俺に何かがまとった気がした。
……なるほどね〜……うーん……
博麗霊夢
亙
博麗霊夢
博麗霊夢
博麗はそう言って、また姿を消した。
正直、博麗の能力はよく分からない……だが、どこからかは絶対に攻撃をしてくることだけは誰でも分かる。
……博麗、博麗、どっかで……うーん、なるほどね〜
俺は何となく、ここだろってところに手を広げる。
すると、博麗の拳が収まった。
博麗霊夢
なるほど……理解したぞ、よし!
……この辺で引いておくか、痛い目には遭いたくないし。
なんか博麗も、めっちゃ怒ってる気がするから……
俺は少し後ろに引いて、おそらく先生が見ているであろうカメラの位置のここに……
博麗がとどめをさしにきたので、俺は喰らったフリをした。
俺は軽く壁に打ち付けられたが、気絶はしていないので、博麗が怖い顔で追撃をしようとしてきたから…
亙
俺は大きな声で先生に聞こえるように言った。
俺がそう言った瞬間、博麗の拳は動きを止めた。
あぶねー、喰らうとこだった……
博麗霊夢
博麗はそんな言葉をこぼしては、背を向けて出ていった。
その代わりに救急の人が入ってきたのだった。
酔っ払った橙色の髪の教師
教師
酔っ払った橙色の髪の教師
教師
教師
酔っ払った橙色の髪の教師
教師
酔っ払った橙色の髪の教師
教師
酔っ払った橙色の髪の教師
教師
酔っ払った橙色の髪の教師