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今回のお話は、 前作『雪をも溶かす恋心』を 読んでからお読みください
阿部ちゃんが俺の家に来て 数日後
終学活で 先生の話をぼーっと聞き流して
さっさと 帰ろうとしていると
同じタイミングで立ち上がった 阿部ちゃんに 声をかけられた
亮平
大介
亮平
大介
俺は帰宅部だから 基本的に放課後は暇だ
大介
亮平
亮平
大介
突然の 阿部ちゃんからのお誘いに
俺は胸がドキッとした
大介
大介
亮平
亮平
亮平
阿部ちゃんは俺に近づき そう言って
いたずらっぽく笑った
大介
大介
亮平
亮平
大介
大介
亮平
阿部ちゃんは 意味深な笑みを浮かべた後
亮平
大介
大介
俺は慌てて鞄を引っ掴み まだ騒がしい教室を後にした
カランカラン…
???
???
大介
大介
亮平
亮平
店内にはお客さんが誰もおらず 店員さんが2人
どうやら2人で経営しているようだ
レトロな雰囲気の小物に 暗めで温かみのある照明
昔ながらの喫茶店… って感じがする
俺はこの雰囲気を すぐに気に入った
大介
大介
亮平
亮平
大介
最近、阿部ちゃんの態度が いかにも"俺を好きです"って感じだ
前もそうだったけれど 最近は本当に甘々
だから、 少々反応に困ってしまう時がある
亮平
大介
大介
亮平
大介
大介
亮平
亮平
大介
亮平
大介
亮平
突然天を仰ぎ 顔を手で覆う阿部ちゃん
大介
亮平
大介
大介
さらっと流せてたかな…
心臓がバクバクしてるの バレてないかな
亮平
亮平
翔太
翔太
涼太
涼太
翔太
翔太
涼太
翔太
翔太
涼太
涼太
翔太
涼太
涼太
翔太
翔太
翔太
涼太
涼太
翔太
翔太
???
涼太
翔太
涼太
翔太
翔太
亮平
亮平
大介
亮平
亮平
大介
今はカウンターで 他の店員さんと喋っている、
さっき注文を取りに来てくれた 店員さんを見て 阿部ちゃんが首を捻っていた
あの人がどうかしたのかな…
気になる…
大介
亮平
大介
大介
亮平
亮平
亮平
亮平
大介
大介
亮平
亮平
亮平
大介
空いた指の隙間から 覗いてみると…
その人の周りを、 白い雪のようなオーラが 漂っているのが分かった
大介
大介
阿部ちゃんによると 『狐の窓』というらしい
これをやると人でも 妖怪が分かるんだって すごいね…
大介
亮平
亮平
大介
阿部ちゃん以外の妖怪 初めて見たなぁ…
改めて、俺の目の前に座る 妖怪というものの不思議さを感じた
翔太
しばらくして店員さんが 注文したものを持ってくる
大介
亮平
そう言って 写真を撮ったりしていると
翔太
翔太
大介
俺は顔を上げた
よく見たら、運んできてくれたの さっきの店員さんだ…
でも彼の目線は 阿部ちゃんに向いていて
亮平
翔太
大介
俺の目の前で、 人間に扮する妖怪同士の
不思議な回合が起こるのだった
あずさ
あずさ
あずさ
あずさ
あずさ
コメント
14件
900フォロワーおめでとうございます! ゆり組のお話と繋がっててうひょおお!ってなりました✨ 私現在プライベートが少しバタバタしていまして…あまりお話出せなくなっちゃうんですけど癒しとしてあずささんのお話は読みに来ようと思ってます😌
え!?この前のお話のしょっぴーか!?最高すぎるだろ!