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蘭世
じゃーあー、…
未央奈
…一回、教室戻ろ?
蘭世
わかったよ。
教室で
蘭世
琴子、お前いつも喋らねぇじゃねぇかよ
みり愛
そうだよ
未央奈
口ついてるんだからさ。
琴子
はい
蘭世
はいって何がはいだよ
蘭世
教科書貸して
琴子
え?
みり愛
早く
琴子
は、はい
未央奈
あーあ
蘭世
ごっめ~ん
手が滑っちゃってさ
手が滑っちゃってさ
未央奈
ちょっと〜それはひどいよ
蘭世
大丈夫
蘭世
あ!そうだ
未央奈と鈴木、先生来ないか見といて
未央奈と鈴木、先生来ないか見といて
未央奈
えー!なんで私が鈴木と一緒に見なきゃいけないのぉ?
蘭世
いいじゃない
蘭世
じゃあ、私は琴子を転ばせるから、みり愛は琴子を押し付けて!
みり愛
かしこ〜!
蘭世
動くんじゃないわよ
みり愛
動いたらどうなるかわかってるよね?
未央奈
先生来たよー
蘭世たちは、ぱっと手を離した
蘭世
今のこと、先生に言うなよ
みり愛
もし言ったら髪の毛ちぎるからな
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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