TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

てら×はる 生贄パロ

<注意> 生贄パロディです。 苦手な方はご遠慮下さい。

俺が住む村ではとある言い伝えがある

それは

10年に1度、誰か一人を生贄にすること

理由はよくわからない

生贄を神に捧げないと村が崩壊するとかなんとか…

今思えば馬鹿みたいな言い伝えだ

そう思っている俺は

明後日

生贄として神に捧げられる

今日の朝の事…

村長

てらんぺや

てらんぺ

はい…?

村長

いきなりだが…

村長

明後日、生贄になってもらう

てらんぺ

は…?

てらんぺ

いや…冗談ですよねw

村長

本当だ

てらんぺ

そんなの…聞いてないですよ…

てらんぺ

それに…俺よりもっといい人が他に…!

村長

すまない…もう決まった事でな…

てらんぺ

そうですか…

村長

残りの時間をどう使うかはてらんぺ次第だ

てらんぺ

はい…

そう言われた俺はすぐに家に帰った

本当に生贄にならなければいけないと

思いたくもなかった

(今日はもう寝よう…)

そう思った俺はすぐに眠りについた

てらんぺ

おはよ…

母んペ

おはよう、てらんぺ

てらんぺ

…ねぇ

てらんぺ

俺って本当に死ぬの…?

てらんぺ

ドッキリとかじゃ…

母んペ

本当…なのよ…

てらんぺ

だよね…

てらんぺ

最後だし挨拶でもしてくる

母んペ

行ってらっしゃい

てらんぺ

はぁ…

その日、俺は村の人へ挨拶をした

でもあと一人、挨拶をしていない

昔からずっと一緒に居た

俺の最高の幼馴染

そして、世界で1番

大切な人に

はるる

いきなり呼び出してどうしたの?

てらんぺ

あぁ…っと…

てらんぺ

言わないといけないことがあって…

はるる

なになに?

「えっと…その…」

てらんぺ

俺…明日生贄になるんだよね!((笑

はるる

…は?

はるる

おいおいw冗談キツイってw

てらんぺ

冗談…じゃないんだ…

はるる

なんで…

「まだ伝えてないのに…」

てらんぺ

何か言った…?

はるる

いや…なんでもない!

てらんぺ

でもさー

てらんぺ

何をするにもずっと一緒だったよね

はるる

そうだね

てらんぺ

はぁ…

てらんぺ

なんでこんな時に限って…

てらんぺ

楽しかった思い出がいっぱい出てくるんだろうね

はるる

あのさ…!

はるる

俺…ずっと言いたかった事があって…

てらんぺ

何を…?

はるる

……

「好き」

てらんぺ

なんて?聞こえない…!

はるる

てらんぺのことが…

「好き!」

てらんぺ

ッ…!

はるる

ごめんね…こんな時に…

てらんぺ

ううん…嬉しいよ、ありがとう

はるる

でも…もう会えない…んだよね…?

てらんぺ

まぁねぇ…

てらんぺ

はぁぁ…そろそろ俺帰るわ!

はるる

あ…うん…

てらんぺ

じゃあね…

"また今度"

はるる

次に会うタイミングなんて…

はるる

無いってのに…((ポロポロ

てらんぺ

はぁ…

今日が人生最期の日

村長

心の準備はできたか…?

てらんぺ

はい…!

はるる

はるる

明日があれば…な…

てらんぺ

はるる

はるる

てらんぺ

ありがとう

はるる

ぅ…((ポロポロ

てらんぺ

じゃあ…

てらんぺ

またね

はるる

だから…次…会うタイミングが無いのに…

はるる

そんな事言わないでよ…

そうして…

今日が終わった

俺からすれば人生が終わった

まだやり残したことがあるのに

でも運命には抗えない

俺が産まれた時から

こうなることは決まっていた

もし今日で終わらなかったなら

あいつと…はるると

幸せな生活を送りたかった

でもすぐにその願いは叶った

なぜなら…

はるる

……

はるる

てらんぺ…

はるる

元気かな…?

はるる

大丈夫…

はるる

今からそっちに行くからさ

はるる

はぁ…ふぅ…

はるる

ありがとう…世界

はるる

さようなら

ダッ!

バッシャーーン!!

はるる

(息が…出来なくなってきた…)

はるる

(楽しかったな…)

はるる

(もうすぐそっちに行けるから…)

はるる

(待っててね。)

END さようなら、世界。

非リア三銃士の日常

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

109

コメント

1

ユーザー

あァァァァァ!!!かなちぃぃよぉお!!?? てか専用部屋作った!「切り替えはや」

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚