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むかしむかし…

とある、村があった。

その村には、とある言い伝えがあった。

その名は、ヒトグイ。

その村は、ものすごく平凡で殺人鬼が出ないほどに平凡だった。

そのヒトグイは

6年に一度は、でる、人を殺す妖怪だ。

そして、村人は、こう考えた。

『ヒトグイは、神の使いで、悪人をイケニエとして捧げれば、現れないんじゃないか?』と考えた。

結果…本当にヒトグイは、現れなかった。

その日から、毎年毎年、泥棒、暴力を振るう人などをイケニエとして捧げた。

そして、村人は、イケニエとして捧げられたくないため、

:;!¥?.村に悪人は、消え去った;?¥)

また、ヒトグイは現れた。

村人は、いずれ、こう思った。

つ み の な い ひ と を イ ケ ニ エ と し て

だ い よ う で き な い か ?

結果…ヒトグイは現れなかった。

…と思われていた。

おかあさま

それじゃあ、ここで留守番していてね。

おとうさま

お利口さんに待ってるんだぞ

少女

うん、わかった

おかあさま

お父さんとお母さんが帰ってくるまでここに待っていてね。

少女

いってらっしゃい。

(数日後)

少女

おとうさま、おかあさま、いつかえってくるの?

少女

おなかぺこぺこだよぅ

…。

少女

おとうさま、おかあさま、ごめんなさい。

少女

わたし、そとにでるね

そこには、少女の親と思われる死体があった

少女

そん、な

少女

おとうさま、おかあさま?

少女

おきてよ

少女

わたしひとりになりたくないよぅ

おや?あなたは、この人の親?

少女

おとうさま、おかあさま…

あなたの親は、イケニエとして殺されていたよ

まあ、しょうがないね笑

少女

え?

だあっっってぇぇ??

あなたの親は、イケニエとして捧げられる予定の人を隠して守っていたんだよ?

考えられないじゃああん?

少女

そんな。

この時、少女は、幼くして全部を察した。

自分の親がしたこと。

イケニエは、殺されていること

そして

ジブンガシッテイタヤサシイミンナハミンナワルイヒトニナッチャッタコト

少女は、こう決意した。

少女

かみさま。これからは、わたしがあなたのつかいになります。

少女

わたしは、あなたのため、じぶんのため。

少女

みんなの罪を捧げます。

少女

それじゃあ、まずは

少女

アナタカラ

愚かな村人は、また、ヒトグイを、復活させました

かみは、人間の世界にヒトグイを復活させました。

村人は、自分たちでヒトグイをつくりました。

捧げ終わった少女は、もう、自分の名前、自分自身のことを忘れていました。

そんなとき、少女の頭に浮かんだのは。

少女

ヒトグイ?そうだ、わたしの名前…

少女

とぐいって言うんだっけ?

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