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主
主
主
主
主
主
無一郎
夕方の庭、縁側でひとり風にあたっていた無一郎の元に、炭治郎が駆け寄ってきた
炭治郎
無一郎
炭治郎は首をかしげた。無一郎の声のトーンが、少しだけ重く感じた。
炭治郎
無一郎
炭治郎
無一郎
炭治郎は一瞬、返す言葉を失った。 そして次の瞬間
すっ…と無一郎が立ち上がり、炭治郎の目の前にきた
無一郎
炭治郎
言い終わる前に、無一郎の指先が炭治郎の顎にそっと触れた
そして、ほんの一瞬だけ── 唇が重なった
無一郎のキスは短くて、軽くて、でも心臓が跳ね上がるくらいには確かな温度があった
離れたあと、無一郎はちょっとだけ顔を赤くして、目をそらした。
無一郎
炭治郎
無一郎
炭治郎は頬を押さえながらも、 なぜか無一郎を責めることはしなかった
それどころか──
炭治郎
その一言に、 無一郎の心の中にあったモヤが少しずつ溶けていった
主
主
主
主
主
主
主