母さん
僕の見舞いに来てくれる母さん。
父さんは僕のことは嫌いみたいで、
よく酔っ払って帰ってきては
僕を殴ったり蹴ったりした。
そのせいで、僕は、
メランコリー型のうつになった。
それでも父さんにぶたれ、
僕はある病気になった。
それにも気づかず、
嘔吐や下痢を繰り返して、
病院に行った時、
病気だということが分かった。
交通事後が起こったあとだから、
これで死ねたらな…
なんて思ってたけど
死ぬような病気じゃないみたいで。
でも、母さんが来てくれるから
少しは僕の気持ちも楽になる。
逆に父さんが来たら、
僕の病気が悪化してしまいそうで、
怖かった。
刹那 ─セツナ─
母さん
母さん
母さん
刹那 ─セツナ─
刹那 ─セツナ─
母さん
刹那 ─セツナ─
母さん
母さん
刹那 ─セツナ─
こんな日常もあっという間だった。
その1ヶ月後、母さんは交通事故で
亡くなった。
僕は、自分が死ねば…
と思った。
その夜は喉には何も通らなく、
朝まで泣いていた。
ふとしたことに、
幸せを抱いていた僕はもういない。
何があっても
何も感じない僕になっていた。
死のうか。
飛び降りようか。
いや、首吊りでもしようか。
ここにあるリンゴを切ったナイフで
心臓を突き刺そうか。
たくさん考えたけど、
怖くて、
あの時を思い出すと
なかなか死ねなかった。
もう少しで春だ。
僕は次で6年生。
月日がすぎて、春になった。
たまに父が来て、
僕の病気はどんどん悪化していった。
父さん
父さん
父さん
刹那 ─セツナ─
父さん
父さんの手が僕の肩に触れようとした
その瞬間。
刹那 ─セツナ─
刹那 ─セツナ─
刹那 ─セツナ─
刹那 ─セツナ─
刹那 ─セツナ─
パチン!
父さん
父さん
刹那 ─セツナ─
父さん
刹那 ─セツナ─
刹那 ─セツナ─
父さん
刹那 ─セツナ─
痛い。
でも、4年生の僕とは違う。
泣かない。
怖くない。
看護師
刹那 ─セツナ─
刹那 ─セツナ─
看護師
看護師
刹那 ─セツナ─
刹那 ─セツナ─
刹那 ─セツナ─
刹那 ─セツナ─
刹那 ─セツナ─
看護師
刹那 ─セツナ─
刹那 ─セツナ─
看護師
看護師
刹那 ─セツナ─
これだけしか話していないのに、
息切れが激しい。
??
刹那 ─セツナ─
♥100。
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