ある朝の異変と、メンバーに支えられる日**
朝の楽屋入り。
いつもなら誰よりも早く来て、 メンバーに軽口を飛ばす深澤が⸺ その日は遅れて楽屋にふらふらと入ってきた。
佐久間
深澤
言った瞬間、ソファに崩れるように座り込む。
服の襟元は汗でしっとり、 呼吸は少し荒く、 顔色は蒼を通り越して灰色がかっていた。
向井
体温計を渡され、 深澤は震える指で脇に挟む。
ピピッ。
佐久間
深澤
佐久間
深澤は額に手を当て、苦しそうに眉を寄せる。
深澤
向井
目黒も駆け寄り、背中を支える。
目黒
その言葉に頷いた瞬間⸺ 深澤はハッと口を押さえた。
深澤
佐久間
慌てて目黒が持ってくると、 深澤はそのまま耐えきれず、 静かに胃の中のものを戻してしまった。
佐久間
深澤
汗が額から滴り落ち、 熱で視界もぼやつきはじめていた。
医務室へ運ばれる深澤
岩本と目黒が両側から支え、 ゆっくりと廊下へ。
岩本
深澤
向井
医務室のベッドに横たわると、 深澤は小さく丸くなり震えた。
阿部が額に触れ、眉をひそめる。
阿部
渡辺も心配そうに覗き込みながらタオルを変える。
渡辺
深澤
声はほとんど出ていなかった。
佐久間
向井
阿部
目黒
岩本
深澤は薄く目を開け、 ぼんやりとメンバーを見渡した。
深澤
佐久間
渡辺
ラウールも心配でたまらず、 静かに深澤の手を握る。
ラウール
深澤
そのまま、彼は静かに眠りについた。
数時間後
医師の診察の結果は、 高熱と胃腸炎の併発による急性の体調不良。
休養が必要との判断になり、 仕事はすべて中止。
深澤が眠る医務室で、 メンバーは交代で付き添った。
佐久間
岩本
向井
いつも明るく場を回す深澤がいないだけで、SnowManの空気は少し寂しくて静かだった。
もんちっち
もんちっち
もんちっち
もんちっち
もんちっち
もんちっち
もんちっち
コメント
16件
こーじ……笑笑 10本飲んだらやばいって笑笑

今回もよかった~!こーじ10本も飲んだらやばい笑けど優しさが出ててこーじらしいね!
こーじ、笑笑、 優しさだけどそんな飲んだら やばいって、笑笑 今回も最高だった!