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しばらくの沈黙。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
キヨ。
レトルト
胸の奥がモヤモヤした。
行ってほしくない。
せっかく楽しい時間を過ごせているのに…
前の生活に戻るのは嫌だ…
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
言い表しようのない不安が募る。
キヨ。
レトルト
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
自分でも子供っぽいと思う。
出ていってほしくない…嫌だ…
でもそんなこと、言えるわけがない。
だから無理にでもそういう気持ちは 早めに断ち切っておかないと…
そうしないと…
レトルト
レトルト
居心地が悪かったのか 無言で家から出ていくレトさん。
キヨ。
何も返せなかった。
場の空気を悪くしたのは俺だ。
レトさんは悪くない。
キヨ。
一人になった。
一人が何だ。
慣れてるじゃないか。
今までは騒がしいやつが居候してただけ。
今の状況がおかしいだけ。
今までだってそうだったはずなのに。
その日の夜、レトさんは帰ってこなかった。
キヨ。
ラインもした。
もちろん電話もした。
それでも折り返しもなければ 既読すら付かない。
俺は一人、ベッドに寝そべる。
キヨ。
『好きにすればいい』
それを言ったのがまずかったかもしれない。
うっしーにも連絡はした。
どうやら店にも顔は出していないらしく
完全にお手上げだ。
キヨ。
強い口調で言ってしまった理由はわかっていた。
引っ越してほしくない。
ずっと一緒にいてほしい。
ここ3週間、すごく楽しかったし プライベートの充実感があった。
そして何より、一緒にいたレトさんに惹かれていく自分がいることに気が付いた。
キヨ。
間違っちゃいない。
俺は彼のことが好きなんだ。
キヨ。
俺は家を飛び出し レトさんを探しに向かった。
TO BE CONTINUED…