そして無事にテストは終わり、先生や生徒は各々テストの結果について考えていた。
すうあ
ずっとモヤモヤしてて、結局原因も分からなかったですし…
次までには解決できるといいのですが…)
かいあ
悠穂達のこと考えてて全然勉強せぇへんかったからな……
反省や…)
アスカ
お兄ちゃんに勉強徹夜で教えてもらった甲斐あった〜!←)
美結
やっぱり友達の恋愛はエネルギーになるね〜w)
菜乃羽
意外と上がってる…
エリカ先生に教えてもらったおかげかな…
でも単位がやばくなるよね…
先生に保健室登校勧められてるしそうしてみようかな…)
悠穂
まあ確かにこことあっちは学力違うし仕方ないけどね…)
蒼
今回も勝てたようだね。)
祐穂
あいつ(蒼)ミスらないのかよ…
卒業するまでに1回くらいは勝ちてぇ…)
奏太
まあいっか←)
芽乃愛
いい調子です。)
悠斗
勉強しないとな……)
美玖
下位の人も上がってくれるといいな…)
優雅
アスカに徹夜で勉強教えてたから…
あいつ…これで成績上がらなかったら絞める…
俺の3日間の睡眠時間返せ……)
エリカ
下がってないといいのだけど…
成績は良くても授業出なかったら単位も危うくなるから保健室登校でも決断してくれたらいいわね…)
そしてテストが返ってきた次の休み時間。
悠穂
悠穂がかいあの方に目を向けると…
かいあ
かいあは悠穂にグッドサインを出した。
悠穂
悠穂が意を決してすうあに話しかける。
悠穂
すうあ
しかし、すうあは悠穂が話しかけたと同時に席を立ってどこかへ行ってしまった。
悠穂
どうしよう…怒ってるのかな…)
悠穂は、それ以上何も出来なかった。
一方その頃、その状況を見ていたかいあは…
かいあ
その頃、すうあはトイレの前へ来ていた。
廊下でしゃがみこむと…
すうあ
悠穂君が近付いてきて思わず逃げちゃいました…
でもなんか…今悠穂君と話すのはなんか嫌というか…そんな感じのがあったから良かったんでしょうか…
……前まではこんなこと思わなかったのに…)
すうあは避けられていたことが原因か、気まずさを感じているようだった。
すうあ
何かしちゃったんでしょうか…
でも聞くこともできないしなんなら話すこともできなさそうです…)
すうあ
すうあが溜息を付いて立ち上がり、教室に戻ろうとすると…
蒼
苗穂さん。
蒼がすうあに話しかけた。
すうあ
すうあが名前を思い出せずに吃っていると蒼は名乗った。
蒼
すうあ
蒼
僕で良ければ聞くよ。
すうあ
すうあは少し迷った末に蒼に相談することにした。
すうあ
蒼
気まずさを感じてるってことかな。
すうあ
蒼
すうあ
蒼
すうあ
でも気持ちがわかったところでこれからどうしたらいいのか…
蒼
すうあ
(友達との時間とか邪魔しちゃったら…)
すうあがそんな風に思っていると…
蒼
僕、友達いないから。
すうあ
すうあは、蒼に自分の心の中を読まれたような気持ちになり、少し戸惑った。
すうあ
次の日、すうあが教室に入ってみると、蒼は悠穂と話をしていた。
すうあ
でも…盗み聞きは良くないですよね…
読書でもしてましょうか…
あまり本読まないですけど…)
そうしてすうあは教室に置いてある書物を持ってきて読んでいた。
私、ナレーションがどうして“本”じゃなくて“書物”と言ったのかと言うと…
すうあが読んでいるのは 国語辞典だからだ。
かいあ
勉強しとるんか…?
ハッ!まさか意味調べの宿題が…!?)
かいあ
今日って宿題なんかあったか…?
焦ったかいあは隣にいたアスカに尋ねる。
アスカ
うーん…特になかったと思うよ〜。
さすがにテスト終了した次の日に宿題あったら困るって〜!
かいあ
(じゃあすうあは何しとるんや!?)
原因が分からず困惑するかいあであった。
その頃悠穂達は…
蒼
何かあったの?
悠穂
俺…あの…その…すうあさんのことが…好き…で…
その…』
蒼
悠穂がはっきりと言わないのが待てなかったのか蒼は勝手に予測して納得した。
悠穂
避けるっていうか…まあ避けてるんだけどテスト中だけのつもりだったんだよ…
そしたらなんか昨日…』
蒼
悠穂
蒼
悠穂
なんか申し訳ないことしたな…』
蒼
僕も応援するよ。
悠穂
“今は”そこまで仲良いわけでも…
蒼
どうせ悠穂もこっちで仲良い男子いないんだろ?
悠穂
蒼
僕達は今から“また”友達だ。
悠穂
悠穂達が友達となった頃、教室の入口では…
菜乃羽
(どうしよう…教室来てみたけど怖くて足が動かない…
あのこと広まってたりするのかな…
皆俺が休んでる時どう思ってた…?
どうしよう…どうしよう……)
菜乃羽は入口で固まっていた。
すると…
ドンッ
菜乃羽
春樹
犯罪者は消えろ。
春樹は前に菜乃羽に暴行された悔しさか菜乃羽に暴言を吐いた。
菜乃羽
その一瞬で菜乃羽はメニュー涙が溜まり、カバンを置いたままその場を走り去った。
一方その頃美結は…
美結
……やば!寝坊した!
うわ〜!久々に部活できるからってクラリネットの動画見すぎた〜!!
寝坊で焦っていた。
菜乃羽
菜乃羽は屋上で泣いていた。
菜乃羽
ここにいていい存在じゃない…
俺の居場所はないんだ……)
菜乃羽
菜乃羽は1度泣き止むと、静かに涙を流しながら立ち上がった。
菜乃羽
菜乃羽はゆっくりとフェンスに近づいた。
フェンス越しに外を眺めながら菜乃羽は自問自答した。
菜乃羽
無いよ。今を生きるのがもう辛い。)
菜乃羽
いないに決まってる。さっきの人は…俺を軽蔑した目をしてた…
もう…俺に期待とか、そんなのは何もしてないと思う。)
菜乃羽
何も…何も出来ない…
でも…生きるよりは…死んだ方が…)
菜乃羽が意を決してフェンスを乗り越えようとすると…
エリカ
エリカが屋上の扉を勢いよく開け、菜乃羽の名前を叫んだ。
菜乃羽
エリカ
エリカは、菜乃羽を抱き締めて言った。
菜乃羽
エリカ
エリカは菜乃羽の戸惑いを跳ね返すように聞き返した。
菜乃羽
エリカ
でも言いたい気持ちがあるなら…ゆっくりでもいいから言いなさい…
菜乃羽
エリカ
そうして2人は保健室へ向かった──
あおば
あおば
あおば
あおば
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あおば
あおば
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あおば
あおば
あおば
あおば
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