雷光
はぁ…しんどぃ~…
桜野
大丈夫?体力回復しようか?
雷光
いや、まだ大丈夫
空想
ッ!小波!ふせて!
小波
へ?
花結はとっさに小波を押し倒した
小波
キャッ!もう、何…す、んの…え?
桜野
なに、あれ…
魔坂
おそらく裏山の廃墟というのはあれでしょう
魔坂
密舞
今の攻撃もあそこから飛んできたのか…
小波
攻撃?…!
小波の真横に焦げたような跡がある
花結
危なかったぁ…
雷光
…ここで考えてても仕方がない。
桜野
さっさと入りましょ、
花結
私はあの上の窓から屋根裏に行く。
小波
じゃあ、私らは正面から
密舞
うちらは裏から行くわ
桜野
私たちは…うーん…
花結
ここにいて
桜野
ここに?
花結
魔坂。私たちにワープ魔法かけれる?
魔坂
いいけど…え、どういうこと?
花結
ここで結界を張って桜野と待っててほしいの。
漆黒
え、なんでさ。
花結
怪我して動けなくなった人が自動的に結界内にワープ出来るようにして。
桜野
それを私が回復させるってことね
花結
そういうこと。
魔坂
りょーかい。じゃあ、魔法、かけるよ。
そういうと魔坂は両手をあげた
彼女の周りを紫色のオーラのようなものが漂う
そして何かを呟いた と同時に
みんなの手の甲に紫色の紋様が浮かび上がる
小波
ありがとう!これでひと安心だね!
魔坂
結界もちゃんと張ったよ。
よく見れば魔坂と桜野の周りに紫色の結界が張ってある
漆黒
よし。じゃあ、行こうか