真冬視点
昼の11時、僕は彼方さんとまた駅まで戻ってきていた
外は、雨が降っていた
真冬
真冬
彼方
小さく返事をした彼方さんを少しだけ見る
まだ目は赤くなっていて、少し元気もなさそうだった
真冬
すると、視界の端にいた彼方さんが 突然消えた
真冬
いや、消えたわけじゃなかった
青波
真冬
彼方さんは青波さんに口を手で塞がれて、抑えられていた
力が強いのか、彼方さんが抵抗してもまったく歯が立たないようだ
真冬
青波
真冬
真冬
青波
青波
青波
恐怖で震える心を隠すように、普段よりも強気な態度で青波さんと対峙する
真冬
真冬
真冬
青波
青波
青波
彼方
真冬
真冬
青波
青波
青波
真冬
青波
青波
青波
青波
一ノ瀬グループは世襲制で、僕は会社を継ぐ以外の道がなかったんだ
父親に決められた進路、将来の仕事
そんな窮屈な生活の中で、『彼女』に 出会えた
バツイチで、小学生の子供が1人
僕の父親が心底嫌う様な境遇だった
でも、二人を認めてくれなきゃ会社継がないって脅して何とか結婚した
そして初めて出会った、彼女とそっくりな小さな男の子
僕の人生で初めて輝いて見えた
僕の"たからもの"
真冬
青波
青波
真冬
青波
彼方
すると彼方さんは青波さんの拘束を振り解いて、僕の隣にきた
真冬
彼方
彼方
彼方
青波
真冬
彼方
彼方
コメント
2件
そろそろ良い感じになりそうなところで絶対邪魔してくるんだから… しかもこれ絶対待ち伏せしてた感じじゃん、 ガチで最低だなぁ… おお!そらるさん!よく言った!!しかもまふくんが好きとも堂々と!! そうだそうだ!そらるさんは1人のモノじゃ無いんだぞ!!1人の人間なんだ! 2人共お父さんから逃げて欲しい… 続き楽しみに待ってます!
まだでてきたあのクソ親父… 待ち伏せするなんて(口悪くてごめんなさい。) 脅して結婚するなんて最低…そのせいで そらるさんは…そらるさん!よく言ったぞ! そうだ!そらるさんはものじゃない!1人の 生きてる人間なんだ!まふくんとそらるさんを 引き裂こうとするんじゃない!!!!!!!! まふくん!そらるさんと一緒に逃げて!!!! 投稿ありがとうございます! 続き楽しみにしています✨