stxxx短編集

平日の朝。

起きてすぐに時計を確認し

起きて腕をのばしリラックスする。

三男から朝食出来たというメールが来たのを見ると

壁にたくさんダジャレが貼ってある。

5男はそんなにダジャレが好きなのだろうか。

朝から元気なのがわかって俺はほっとした。

朝からこんなに元気なの羨ましい

また寝てしまった末っ子。

俺は起きたばかりの末っ子を連れてリビングに降りてきた。

テーブルでは3男、4男、5男が朝食を食べている

次男が見当たらない。

俺が見た光景は予想していたものではなくて

次男は倒れて唸っていた。

おでこを触ってみるととても熱かった。

4人が玄関でそれぞれ出る準備をしていた。

普段は2人で見送っているが今日は俺だけだから不安に思っているのだろう

朝から大好きな兄を見れないのは末っ子にとって悲しいこと。

4人とも元気に 「いってきまーす」と言って 3男4男は高校へ 5男は中学へ 末っ子は遊ぶために 出かけて行った

次男は 「美味しい」 そう言って完食してくれた。

そこから俺はずっと仕事をしていた。

昼にゼリーなどを次男に食べさせた後も仕事。

すごく疲れるが、これも愛する弟5人のため。

仕事が辛くなった時は 5人の笑顔を思い浮かべて 仕事を再開する。

ふと時計を見る

玄関の扉が開き、それぞれただいまという声が聞こえる。

末っ子は急いで2階に登ってった

数週間前

末っ子が珍しく一緒に寝たいと言ってきたので一緒にベッドにいた時のこと

俺は弟たちが大好き。

迷惑はたくさんかけてくるけど

そのかけてくる迷惑すらも愛おしく思う。

この子達にはずっと笑顔でいて欲しい。

俺の願いは5人が平和に、幸せに過ごすこと。

この平和がずっと続きますように。

fin. NEXT…次男の悩み