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かのが学校に来なくなってから 一ヶ月が経った
まさや
こう
まさや
こう
まさや
まさや
こう
まさや
せい
まさや
せい
まさや
せい
まさや
せいは何かを隠すように 俺たちにかのの家を教えてくれた
その日の放課後 俺とこうはかのの家に向かった
こう
まさや
まさや
俺とこうは少し道に迷いながらも 何とか、かのの家に辿り着いた
ピーンポーン
こう
まさや
少し間が空いたあと インターホンから 少し震えた、暗い声が聞こえた
かのの母
まさや
かのの母
そう言って数秒間をあけた後 玄関の扉が開いた
かのの母
まさや
かのの母は何も言わず 家の中へ、俺たちを招いた
かのの母
かのの母
俺は、あの日の事を話すことができなかった 母はきっと気づいていた、だけど 少しの希望を抱き、そうであって欲しくないと 願っての問いかけだった気がした
まさや
かのの母
かのの母は2階にある かのの部屋に案内してくれた
かのの母
まさや
なんとも言えない空気感が かのの部屋から洩れているのが分かった
コンコン
まさや
まさや
かの
部屋の中から微かに かのの声が聞こえた
かの
まさや
まさや
かの
まさや
かの
まさや
まさや
ドンッ!!!
部屋の扉に何かが強くぶつかる音がした
かの
そう言ったかのの声は さっきまでの声とはまるで違い 何かに取り憑かれているようだった
こう
まさや
俺は自分の無力さを痛感し かのの家を後にした
こう
まさや
こう
俺とこうは 暗くなりはじめる中 家に帰った
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