神田 千才
神田 千才
神田 千才
神田千才面白くないよね
神田千才って作家最近不評みたいだけどウチは好きなんだよね
デビュー作の感動が忘れ来なくて不評でも読み続けてしまう #神田千才
6作目も普通に面白かっけどな… なんでこんなに評判悪いんだろ
神田千才マンネリ化とは
神田千才の本書店で購入できなかった…ネットで買お
神田 千才
アンチをブロックしようと再度エゴサすると批判と共に称賛のつぶやきを見つけた
神田 千才
神田 千才
神田 千才
少し乱れは落ち着いたものの破ったノートをゴミ箱に入れてしまった
千夜はこの称賛のつぶやきを見せたかったのかな
考えながら私は彼氏と待ち合わせの展望台に来ていた
え?意外?
もう24にもなる私には彼氏くらいいる
神田 千才
青柳 立志
私の彼氏の青柳立志[あおやぎ・たつし]君
彼氏いて当たり前でしょみたいな口振りをする千才も青柳と出会ったのはつい半年前、しかも千才から声をかけてのことだ
青柳 立志
神田 千才
青柳 立志
神田 千才
青柳 立志
青柳 立志
青柳 立志
神田 千才
私は青柳君にウソついた
だって青柳君は小説家の神田千才が好きなんだから…
青柳 立志
神田 千才
青柳 立志
神田 千才
青柳 立志
神田 千才
青柳 立志
青柳 立志
青柳 立志
神田 千才
青柳 立志
青柳 立志
青柳 立志
青柳 立志
青柳 立志
青柳 立志
青柳 立志
青柳 立志
青柳 立志
神田 千才
青柳 立志
青柳 立志
青柳 立志
神田 千才
青柳 立志
神田 千才
青柳君は諭すように私に問いかけてくれた
全てを悟っているかのように
私はこの後泣きながら青柳君に全て打ち明けた
前原さんから電話がかかってきたあの日からのことを…
泣いてる時のことは恥ずかしいから誰にも語らない
後日聞いた話だけど、青柳君は電話の件は知らなかったけどネットで私が叩かれてることは知っていたらしい
青柳君に相談して私のモチベは変わった
もう小説は嫌いになりかけていた
でも、少しでも、1人でも私の小説を手に取ってくれる人がいるのなら…
神田 千才
まずは今まで作っていた小説のメモは少し前のバカな千才ちゃんが破いたので一からつくりなおす
神田 千才
神田 千才
いつも通りくだらないことも口にする、
そうすればたまに神がかったアイデアが舞い降りてくるのだ
神田 千才
前マンションを見上げ呟いた時とは正反対に私の頬は上がっていた
神田 千才
前原さん、親、千夜、青柳君…
こんな私にチャンスをくれた人達の顔を思い出す
いろいろ書きたいことはある
でも…
今私が伝えたいのは…
神田 千才
神田 千才
そうやってペンを手に取る私は少し前とは違い笑顔だった
私の運命の一作はノンフィクション、
もしこれが失敗でダメになるならそれはそれでいい
そう思えた
神田 千才
最後に1つ、人生とは
そう、
自分の物語だ
神田 千才
私は読み直すうちに下書きを書いたノートに没頭していた
私は第7作がヒットしないと小説家として死ぬ
(もちろん成功すれば人気作家だが)
死ぬかもしれないのなら後悔しないよう、
小説家としての私、
神田千才の全てを書き上げたい
そんな想いから私は千才の話を書くことにした
すべてをそのまま記す
ノンフィクションで
つい最近までの私を支えてくれた全ての人と私のこと…
全部書き上げてやる
神田 千才
神田 千才
どうせなら
死もスタートも…
そこからはじめる
夢中になった千才はもう次のことに思考を移していた
今の千才自身の全て、
後にそれを書き上げた小説、「千才の話」が大ヒット、
千才が今度こそ正真正銘の人気作家への道をスタートしたことはまた別の話
千才の話 -完-
コメント
12件
おわおおお!!!✨ 解説見させていただきましたが、そういう事だったんですね…!? 本当に素敵な作品ありがとうございます!!