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あーあ、つまんないな
ふふ、ここから甘いハッピーエンド、なんて考えないでね？
もう、誰も救われない
それが救いなんだ
キミもそう思うでしょ？
青柳冬弥
っく…
青柳冬弥
いや、最初からアレで良かったんだ
青柳冬弥
アレで、苦しくなくなったら…
青柳冬弥
くは…っ……
青柳冬弥
はははっ…
暁山瑞希
…ちょっと、キミ
青柳冬弥
愉快な物語だったな！何もかも…
暁山瑞希
……何か嫌なことでもあったの？
青柳冬弥
ああ！最低だ！！アイツは不幸というものを知らずに生き続けるんだから！
青柳冬弥
俺とは違って！全てが！
暁山瑞希
ふふ、そうなんだね
暁山瑞希
いいよ、協力してあげる
暁山瑞希
不幸にさせるお手伝いをね
天馬司
…はぁ…、かなり疲れるものなんだな
東雲彰人
そうっすね…今日食べる分は解体したんで
東雲彰人
残りは全部冷蔵室に入れましょうか
天馬司
助かる…
東雲彰人
……んじゃ、残りの仕事もするんで
天馬司
やはりお前しか信用できないな
東雲彰人
ははっ、そう言って貰えて光栄っすね
天馬司
………
天馬司
……
天馬司
誰もいなくなったな
天馬司
はっ…
天馬司
あそこで冬弥を失うのは痛かったがな…
天馬司
今後のことを考えると正気の人間は排除した方がいいな
東雲彰人
……はい
東雲彰人
肉、加工しておきましたよ
天馬司
ああ、助かる、一緒に食べようか
東雲彰人
ん…分かりました
天馬司
それじゃあ、今までご苦労だった、類
天馬司
……いただきます
東雲彰人
いただきます…
天馬司
……
天馬司
美味しいぞ、いい火加減だな
東雲彰人
ああ、ありがとうございます
天馬司
ふっ、こうやって二人で食べるのは初めてだな
東雲彰人
確かに、いつも冬弥がいましたからね
天馬司
…惜しい奴を逃したな……
ガシャッッン！！
天馬司
！？
東雲彰人
司様、こちらへ
青柳冬弥
………
東雲彰人
…冬弥……
天馬司
…無駄だぞ、冬弥、お前はもう要らない
青柳冬弥
グ…、……
東雲彰人
…お前、様子がおかしいぞ
青柳冬弥
ア…ア””ッ…
青柳冬弥
イ”ャ”…ア””
東雲彰人
ふざけるなよ…冬弥……
青柳冬弥
グアッ”ア”ア”ア”ッ”！！
ガッシャン！！
東雲彰人
ぐっ…この…
東雲彰人
自暴自棄になったか…
青柳冬弥
ア”ッ”ウ”ァ”ッッ！！！
東雲彰人
お前は…
ガシ！
東雲彰人
なん…
青柳冬弥
ガウ”ッ”
ブチッ
東雲彰人
ぐあ”…おい”いてぇっ…
青柳冬弥
ア”ア”ッ”ア”ア”！!!!!
ガツッ、ガツ
東雲彰人
あ”ッ…まて…お…ぃ…
天馬司
……
東雲彰人
たす…け……つかさ…さ…
天馬司
ここまでだな、ご苦労だった
東雲彰人
ぇ…
天馬司
……冬弥、お前は面白いな、……オレには遠く及ばないと言うのに
青柳冬弥
フ-ッ…フー…ッ
天馬司
彰人は美味かったか？…傍に居る奴ほど美味いんだろうなぁ…
天馬司
オレにはよくわからんが
天馬司
冬弥を喰えればオレに足りないものも分かるだろうか
青柳冬弥
ガッ…ア”ッ…！ア”！
天馬司
ふは、遊戯か？噛みつくだなんて、犬みたいだな
天馬司
いや、オレの犬だったか
青柳冬弥
ウ”ア”ッ”……ガアア”
天馬司
オレを喰らうだなんて1000年早い
天馬司
いや…12000年…まあそこはいいか
天馬司
とにかくお前じゃ無理だ
青柳冬弥
グ…
青柳冬弥
ア…アガッ”
天馬司
無理だと言っているだろう？
ガタ、ガリ
青柳冬弥
アグッ！ウア””ア”ッ
天馬司
首を絞められて苦しいだろう？
天馬司
どんな顔を見せてくれるんだ？お前は
青柳冬弥
アア””ッ”
青柳冬弥
グ…アガ……
天馬司
まだ息をしているとは…
天馬司
面白いな
青柳冬弥
グアア……
ほら、まだ動けるでしょ？
青柳冬弥
ヤ”…ッ、モ…ヤ”ア”ァ”！！！
頑張ってね？期待してるから
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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