主
主
主
主
主
私
息切れする
私
夜の廊下は寒くて息をする度に
喉がツンとする
私
妙な胸騒ぎがして眠れなかった
謝りたかった。
昨日の昼の事だった
白雲
私
私
目を合わせず廊下を曲がってしまった
私
私
何かを拾った
私
優希
私
私は咄嗟にスタンガンをしまった
私
優希
優希
私
怖かった
咄嗟にフラッシュバックしてしまった
拓海
私
気付いたらスタンガンを構えていて
優希
気付いたら皆の目が私を怖がっていて
結衣
気付いたら拓海を叩いてしまっていた
私
そして気付いたら
日が沈んでいた
私
私は拓海を探しに歩いた
僕
静かな夜のプールサイドではよく声が響いた
白雲
僕
僕は手足を縛られているとは思えないほど冷静だった
白雲
僕
白雲
白雲
僕
白雲
僕
白雲
僕
僕
僕
白雲
僕
僕
白雲
僕
白雲
僕
僕
白雲
僕
僕
白雲
僕
僕
僕
僕
「愛されたかったな。」
私
私
私
夜のプールサイドは酷く寒かった
私
私
私
私
それが人だと気付いたのはすぐだった
私
私
拓海は私の腕の中でぐったりとしている
私
私
『あのこと』を思い出して震える場合じゃなかった
私のせいで死ぬかもしれない
私
私
私は深呼吸した そして
唇を重ねた
拓海
拓海
私
僕
私
私
拓海
拓海
私
拓海
拓海
私
私
僕の為に泣いてくれる人なんていないと思ってた
どうしていいか分からなかった
そんなこと考えているうちに酸欠でフラフラした
私
そこで意識は途絶えた
明け方、茜さんに起こされて保健室に来た
私
拓海さんがベットに横たわっている
私
茜
茜
私
茜
保健室の窓から様子を見ていた
私
私
私
夢叶
私
夢叶
私
夢叶
夢叶
私
私
白雲
僕
誰もいない教室に2人の声が響く
私
私
私
僕
僕
私
僕
僕
僕
私
私
僕
僕
白雲
茜
白雲
茜
白雲
白雲
「あの子に生きていて欲しいだけなの!!」
私
私
白雲
私
白雲
白雲
白雲
私
白雲
私
白雲
白雲
私
彩花
彩花は私に手を伸ばした
夢叶
グサッッッ
優希
彩花
鈍い音と彩花の悲鳴が聞こえ後ろを振り返った
夢叶
彩花
ナイフは彩花の手に刺さっていた
夢叶
夢叶
夢叶
拓海
夢叶
拓海さんが背後から不意をついて取り押さえる
夢叶
雫ちゃんの前にナイフが転がり落ちる
白雲
お母さん
白雲
白雲
白雲
白雲
グサッッッ…!!
器用に縛られた手でナイフをとりそのまま手首を切った
私
彩花
拓海
拓海
彩花
拓海
拓海
拓海さんは胸ぐらを掴んで叫んでいる
白雲
茜
茜
白雲
彩花
彩花
白雲
拓海
拓海
茜
白雲
白雲
優希
優希
白雲
白雲
白雲
白雲
私はそっとか弱い天使を抱き締めた
血まみれの天使
私
私
きっとそれは私自身が1番欲しかった言葉だった
私
血まみれの天使
血まみれの天使
血まみれの天使
血まみれの天使
血まみれの天使
私
血まみれの天使
私
血まみれの天使
私
私
血まみれの天使
血まみれの天使
血まみれの天使
私
血まみれの天使
茜
茜
私は急いで気味の悪い機械を渡す
ゴンッッ!!ガシャン…!!
優希
茜
白雲
私
私
血まみれの天使
私
私
血まみれの天使
私
私
雫ちゃん
雫ちゃん
茜
茜
僕
茜
僕
僕
茜
僕
彩花
優希
優希
優希
彩花
彩花
優希
彩花
優希
茜
茜
茜
僕
茜
僕
茜
僕
茜
私
私
私
私
私
私
私
私
私
私
あの時のように私を慰める風が吹いた
私
私
私はそっとマリーゴールドを添えて歩き出した
私
茜
司会者
司会者
彩花
〜♪〜〜♪♪♪〜♪
綺麗なピアノが式場に響き始める
私
茜
拓海
私
茜
茜
今日は茜さんと拓海さんの家で盛大に お祝いパーティーをするらしい
私
私
拓海
私
茜
私
私
拓海
拓海
私
拓海
私
茜
その日見た夕日は世界で1番綺麗だった
生きていて良かった、そう思える程。
だいすきよ、私の天使さん
ずーっと、ともだち!
【完】
コメント
3件
本編?との落差が凄くて色んな意味で泣きました笑笑笑 ハピエン見れてよかったです😭💘
ここまで見てる人はもしかしたらいないかもしれません!! けどもしも、を信じて書いておきます︎^_^♡ ここまで読んでくださりありがとうございました! 最後まで書けたのはこの作品が初めてです。 これにて一応完結です。もしかしたらまた別の話として書くかもですが! 改めてありがとうございました〜〜〜〜〜︎‼️‼️