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主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
君が泣いた時、許された気がしたんだ
何の罪かなんて知らないけど
きっとろくな罪じゃない。
茜
茜
僕
茜
茜
僕
同じクラスだけど名前すら知らない
それほど遠い存在だった
茜
茜
勝手に僕の隣の席に座る
僕
茜
茜
僕
茜
僕
茜
茜
僕
茜
僕
僕
僕
とてつもない図々しさと
あまりにも図星で苛立ちを隠せなかった
僕は教室を出た
母さん
僕
今日も父と兄に殴られた
母さん
母さん
僕
母さん
気味が悪い
僕を呼んでいるのか 「拓海」を呼んでいるのか
僕を愛しているのか 「拓海」を愛しているのか
母さん
母さん
母さん
僕
結局母は僕じゃなく「拓海」を見ている
僕
茜
僕
茜
茜
僕
茜
僕は誰にも必要とされてない
茜
僕
僕
茜
茜は申し訳ない顔をして行ってしまった
僕
クラスメイト
茜
クラスメイト
クラスメイト
茜
僕
※全国の佐藤さん申し訳ございません
クラスメイト
茜
私
先生
先生
先生
私
茜
茜
僕
クラスメイト
茜
僕
僕なんていらない
僕じゃなくていい
僕の代わりはいる
母さん
母さん
僕なんて、
茜
僕
母さん
僕
母さん
僕
母さん
母さん
僕
母さん
母さん
香水を壁に投げつけた
ドンッッ!ガシャンッッッ!!
僕
吐き気がする程甘ったるい匂いが部屋に充満した
ガラッッ
父さん
母さん
母さん
父さん
僕
慣れた光景
父さん
父さん
父さん
母さん
父さん
母さん
僕
僕
父さん
その日は今まで1番酷く殴られた
けど自然と後悔はなかった。初めて反抗したんだ
僕
薄れゆく意識の中そう思った
気付いたら夜明けだった
ふとスマホを手に取る
僕
ボーッとスマホを見ている時、話題のニュースが目に入る
ニュース
僕
気になり詳細を覗く
ニュース
ニュース
僕
ニュース
落ち着かなくて水を飲もうとリビングに降りた
そこには
………思い出したくもない
次に見たのは天使のような姿の女だった
僕
僕
?
僕
僕
?
僕に気付いていないのか笑いながら部屋を出て行った
僕
周りを見ると沢山人が倒れていた
僕
1人だけ知っている顔がいた
茜
よく見ると手首には明らかに掴まれた手跡が残っている
僕
茜
茜は目を開けた
茜
茜
僕
僕
茜
茜
僕
僕は許されない罪を持っている
生まれてきてはいけなかったんだ
僕
僕は、死ななきゃいけない。
茜がトラウマを抱え男性恐怖を患ったことくらい すぐに分かった
本人は無理してるだけで僕や中島さんと喋っている時は手が震えている
けど僕はどうしていいか分からなかった
僕
僕と似ている。 そんな最低な事を考えてしまった
茜
茜
君は僕と真逆だ
ほら、すぐ「良い事」を言う
茜
僕を掴む手が震えてる癖に。
僕
そんなんじゃ生きていけないよ
君ほど良い人ばっかじゃないし、良い人ほど騙される
茜
茜
元々僕は死ぬつもりだった、全部どうでも良くなったはずなのに
何故か茜だけは放っておけなかった
僕
僕
全部どうでも良くなったはずなのに。
小さい頃母と「拓海」という男の性行為を見た事がある
それからだった
愛や恋、キスや性欲それら全てが偽りで
世界一汚く最悪なものだと思い始めたのは
…そのはずだった
僕
茜
僕
茜
茜
茜
僕
僕なんて助けなくて良かったのに
茜まで危険な目にあうかもなのに
僕
茜
僕
僕
茜
茜は僕を抱き締めて大声で泣き出した
茜
僕の為に泣いてくれる人なんていないと
ずっと思っていた
キスもハグも初めてだった
…少し居心地が良かった
僕
ねえ、僕を殴らない?
僕
ねえ、僕を貶さない?
白雲
僕
ねえ僕をちゃんと僕として見てくれる?
白雲
僕
僕
ねえ、信じていい?
茜
今日は墓参り
茜の両親と白雲さんへ会いに
僕
僕たちが行方不明になってる間茜の両親は 茜を探している途中に亡くなってしまった
母は行方不明ポスターを貼っている途中に電柱に突っ込んできたトラックに気付かず即死
そのまま父は絶望して後追い自殺
僕
茜
僕
茜
僕
僕
僕
僕
僕
茜
茜
僕
僕
茜
僕
茜
僕
僕
僕
僕
茜
僕
僕
茜
僕
茜
茜
僕
茜
僕
同じ傷を背負っているもの同士
僕たちは似た者同士なんだ
僕
僕
僕
僕
僕
僕
僕
茜
僕
暗いリビングで茜が1人泣いてる声が聞こえた
茜
僕
電気をつけ僕は茜に手を伸ばす
私
バシッッ
僕
茜
茜
僕より茜の方が圧倒的に心の傷が大きく深かった
茜
茜
…当たり前だ分かってたくせに
僕
茜
茜
僕
茜
茜
その言葉はずっと僕が僕を責める為に 使ってきた言葉だった
僕
僕
僕
茜
僕が男だからいけないのか?
僕
母、顔、勉強、自分、女、命
僕
僕
僕
僕
僕
僕
ギュッッ
茜
僕
僕
茜
涙と鼻水まみれで思いっきり笑う茜は
世界で唯一綺麗なものだと思った
彩花
私
彩花
結衣
彩花
結衣
結衣
私
彩花
私
彩花
結衣
結衣
私
彩花
結衣
私
私
優希
僕
優希
優希
僕
僕
僕
優希
優希
僕
僕
優希
僕
優希
優希
茜が僕を好き?
…有り得ない、こんな僕の事なんて
僕
優希
優希
僕
優希
日付が変わる頃
僕
僕
僕
茜がいない。 いつも夜は必ず家にいるはず
僕
あかねちゃん♡
あかねちゃん♡
今日
未読
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応答なし
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応答なし
僕
僕の体は自然と迎えに行こうとしていた
僕
私
私
男
男
私
男
私
男
ガシッッ
私
男
私
ガシッッ!!
私
男
拓海
私
男
私
拓海
拓海
私
男
私
拓海
拓海
男
私
帰宅後
僕
僕
茜
僕
茜
茜
僕
茜
茜
僕
僕
茜
茜
茜
僕
茜
茜
僕
茜
茜
僕
ほら。いつも言葉不足なんだ僕は
私
素直に心配だったって言えばいいのに
茜
僕
また茜が傷付くのが嫌だったって言えばいいのに
自分の気持ちなんてあっては ならないものだと思って生きてきた
母さん
母さん
僕
だから急に出てこないんだ
僕
言葉が喉に突っかかる。
僕
素直にありがとうって言えば良かったのに
私
拓海が危ない目に遭うのが怖かったって 言えば良かったのに
私
本当は、怖かったっていえば良かったのに。
私
私は自分の部屋の扉に手をかける
ガチャッッ
私
拓海
そこには拓海がいた
拓海
私
拓海
私
拓海
拓海
僕
私
僕
僕
私
私
私
僕
私
私
拓海
拓海
私
拓海
私
私
拓海
この感情はなんなんだろう
居心地が良いのに、よく分からない
私
拓海
茜
僕
僕
僕
茜
僕
茜
茜
茜
僕
僕
僕
茜
僕
茜
僕
僕
僕はどう答えていいか分からず 咄嗟に顔を背けた
茜
茜は少し寂しそうに笑った
僕
茜
茜
茜
僕
僕
茜
茜
僕
茜
僕
僕
ねえ、どうしてあの時
寂しそうな顔をしたの?
そんな事を考えながら眠りについた
彩花
結衣
優希
僕
茜
優希
結衣
結衣
結衣
慣れた手つきでテキパキと水や花を変えている
茜
彩花
彩花
優希
茜
僕
皆楽しそうに話している
僕
…許せないのは。
どうして皆許せるんだろう
夢叶
僕
後ろを振り返ると懐かしい顔がいた
夢叶
茜
彩花
優希
夢叶
夢叶
泣きながら叫んでいる
その姿は当時と全く変わらない
優希
優希
茜
茜
夢叶
夢叶
夢叶
夢叶
彩花
優希
夢叶
僕
僕
夢叶
僕
僕
夢叶
夢叶
やっぱり僕は二人を許さなかった
茜にあんな事しといて あんな心の傷を付けといて
夢叶
夢叶
夢叶
僕
思ってもいない言葉で体が固まった
夢叶
夢叶
彩花
夢叶
優希
茜
夢叶
茜
僕
茜
茜はその場に座り込んだ
僕
僕
夢叶
僕
ドサッッ…!!ググッッ…
夢叶
気付いたら押し倒し首を絞めていた
結衣
私
僕
茜の声でハッとした
夢叶
夢叶
僕
僕
僕
似てない、似てない似てない!!!
似てるはずなんかない、血繋がってないんだから
嫌だ、嫌だ嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
僕
うまく息ができない。苦しい
父にされた事がフラッシュバックする
バチンッッッ!!
夢叶
結衣
彩花
結衣
結衣
夢叶
夢叶さんは泣き出した
僕たちは泣く夢叶さんを置いてそこを離れた
夢叶
夢叶
墓の前で嘆いても何も帰ってこない
夢叶
夢叶
なんでこんな事になっちゃったんだろう
結衣
夢叶
結衣
結衣
夢叶
夢叶
結衣
結衣
「私のせいだから。」
僕が、アイツに似てる?
あいつは父なんかじゃない
どうせ甘やかされて愛されて育ったんだろ
血の繋がってない父や兄に殴られ貶される気持ちも
気持ちの悪いヒステリックな母がいる気持ちも
僕
あいつは父なんかじゃない。
僕の父は顔も知らないのに似てる男だ
僕
僕
僕
…似てるって、まさか
夢叶
心臓がうるさくなるのを感じた
僕
僕
吐瀉物が喉を通る
僕
ガチャッッ
茜
僕
最悪だ、見られたくなかった
僕
僕
茜
茜
僕
茜
そんな悲しそうな目で見ないで欲しい
僕は実父の顔そっくり
茜の目は綺麗で優しいんだ。 こんな汚い僕を
僕
茜
茜
茜
僕
心臓が痛くなる その言葉は僕がずっと欲しかった言葉だった
茜
茜は泣いているようだった
僕
君のそーいう所が
僕
本当に、好き
茜
茜
僕
茜
僕
茜
茜
僕
僕
あの時と全く同じ
本当は嬉しかったくせに。 けれどそれと同時に怖さもあった
そうか、僕は怖いのか
僕
僕は茜を失うのが怖いんだ
私
私
結衣
彩花
私
彩花
結衣
私
私
私
結衣
私
彩花
結衣
彩花
結衣
結衣
私
結衣
私
私
私
彩花
私
彩花
結衣
その日2人は濡れたまま帰りました
茜
僕
茜
私
僕
僕の警告なんて聞き耳も持たず近寄ってくる
僕
僕
茜
さらに近寄ってくる
僕
どうせ前みたく泣いてるんだろう
君は優しくて僕なんかと友達で そして弱い。
茜
僕
咄嗟に茜の顔を見る
茜
茜
茜は真剣な顔でまっすぐ僕を見ていた
僕
茜
茜
僕
茜
僕
茜
僕
茜
茜
僕
茜
ずっと嫌いだったその言葉は 本当は僕が欲しかった言葉だった
僕
茜
茜
僕
僕
茜
僕
茜
僕たちの深い心の傷は一生消えない
僕
僕
茜
けれどきっと上手くいくと思う、僕たちなら
君のことは嫌いだし これからも許せないと思う
けれど
僕
僕
結衣
結衣
ありがとう、天使さん
【完】